Schempp-Hirth Cirrus
1873年に製造された、15mのグライダーです。
グロスター E.28/39
イギリスのグロスター社で製作され、同国で初めて飛行したターボジェット機です。この機体は第1号機で、1941年に製造されました。イギリス空軍で運用され、イギリス初のジェット戦闘機であるミーティア開発への道を切り開いた記念すべき機体です。
ホーカー・シドレー HS.125
元々は1960年代にデ・ハビランドがDH.125 ジェットドラゴン (DH.125
Jet Dragon) の名称で開発を開始したものですが、デ・ハビランドがホーカー・シドレー社に買収されたことから、この名称になりました。後にホーカー・シドレーもブリティッシュ・エアロスペース社に統合されると、今度はBAe
125として製造され、さらに現在はホーカー・ビーチクラフトで生産され、ホーカー 800という名称になった、大ベストセラー機です。
なおビジネスジェット機ですが、イギリス空軍などで軍用機としても活躍しています。展示機は1965年の製造。
ホーカー ハリケーン
イギリスのホーカー・エアクラフト社が設計したレシプロ単発・単座戦闘機。第2次世界大戦でイギリスを始め連合国側で使用されました。展示機は1938年の製造。
スーパーマリン スピットファイア MK.TA
イギリスのスーパーマリン製単発レシプロ単座戦闘機で、第2次世界大戦で連合国側が使用。バトル・オブ・ブリテンの際、イギリスをドイツ空軍から防衛した戦闘機として名高い機体です。展示機は1940年の製造。
メッサーシュミット Me163B−1 コメート
ドイツ空軍が開発した航空機史上唯一の実用ロケット推進戦闘機。コメートとは、彗星(コメット)のこと。展示機は1944年に製造されました。
スーパーマリン S.6B シープレーン
1931年に開催された飛行機レース「シュナイダー カップ レース」で優勝したイギリスの機体です。優勝時のパイロットはジョン=ブースマン氏で、656km/hを記録しました。
ウエストランド スケーター MK.12
ウエストランド社が製造。イギリス陸軍と空軍の訓練用ヘリコプターとして使用されたもので、展示機は1960年に製造されました。
シェルバ C.30A オートジャイロ
スペイン人のフアン・デ・ラ・シェルバが開発したオートジャイロ(ヘリコプターに似ているが、回転翼で揚力をまかない、推進用には通常のプロペラが搭載)の1つで、イギリス軍が関心を示したことから、イギリスで様々な機体が製造されました。このC.30は特に使用されたもので、1934年から1939年にかけて200機以上が製造されました。
デ・ハビランド D.H.60 モス
デ・ハビランド・エアクラフト社が製造した複葉機。展示機は1928年に製造され、1930年にエミー・ジョンソンという女性パイロットがオーストラリアからイギリスに単独飛行をしました。
ビッカース ビミー
ビッカース社が製造したもので、第一次世界大戦時のイギリスの爆撃機(実戦投入前に大戦は終了)。民間でも使用され、ジョン・オールコックとアーサー・ブラウンによる、世界初の無着陸大西洋横断飛行など様々な記録を生み出しました。
アントワネット
フランスの初期の航空機メーカー、アントワネット社が製造。展示機は1910年に製造されたものですが、随分と独創的なデザインで・・・。
ロイヤル・エアクラフト・ファクトリー S.E.5A
RAF S.E.5は、第一次世界大戦におけるイギリスの複葉戦闘機で、ハンプシャー州ファーンボロにあったロイヤル・エアクラフト・ファクトリー(王立航空工廠)によって設計されたもの。展示機は派生型のS.E.5Aです。
ベータ エアシップカー
1910年にイギリス陸軍のファーンボロの工場で製造されたもの。
Roe I Triplane
初期の飛行機の1つ。展示機は1909年に製造されたものです。
ライトフライヤー号(レプリカ)
1903年にライト兄弟によって世界で初めての有人動力飛行に成功した、記念すべき機体。
その他
このほかにも数多くの初期の飛行機が展示されています。
数々のエンジン