13.海事博物館

 媽閣廟の見学を終えた我々は、時間に余裕があったので(そりゃ、昼飯をカットすればねえ・・・)隣接する海事博物館へ。何か歴史系のページで使えるネタはないものかと、色々と見学を始めます。

五牙艦
 隋の時代(518〜618年)の大型戦艦。800人の兵士を収容できるそうです。敵を威圧することには成功しましたが、さすがに航行能力には厳しいものがあったそうです。また、絵図から5層の姿を再現したそうですが、本当にこんなサイズだったかは不確実だそうです。


車輪船
417年に登場し、唐の時代に大改良された船。模型は宋の時代のものを再現しています。
・・・みたいなことが書いてありました。

鄭和の大航海
鄭和は明の時代初期にサウジアラビア半島、アフリカのソマリアやケニアあたりまで艦隊を率い航海。
この模型は、航海の安全を祈願して寺院を建立した風景。

17世紀のマカオの風景(模型)
この頃のマカオは、中国の生糸と日本の銀の交易の拠点として非常に重要な地位を占めていました。
なお、模型は推定であり、また意図的に同時期に存在しなかったものについても並存させているそうです。


17世紀のマカオの風景(模型)
マカオを狙うオランダの攻撃に遭ったことから、城壁や要塞が造られました。


ナオ船
ポルトガルが1618年まで、インド西岸のゴア〜マカオ〜日本の航海に使用した大型の商船。
南蛮屏風(複製)
狩野内膳が、ポルトガル船(黒船)の上陸を描いた絵画。原品はリスボンの古代芸術博物館に収蔵。


火縄銃
何故か日本の火縄銃も展示。現在の火縄銃を使った実演風景の写真も飾られています。

ギア灯台の復元模型