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U.C.0135 機動戦士クロスボーンガンダム〜スカル・ハート〜

作品データ DATA
ガンダムエース 2002年9月〜11月連載
原作:富野由悠季 原案:矢立肇
作画:長谷川裕一
メカニックデザイン協力:カトキハジメ

  今回は海賊にきたんじゃない
俺たちに届く荷物を取り返しにきただけだ
 外伝と言いますが、クロスボーンガンダムの後日談です。1話+2話&3話で構成。
 1話は、連邦の機密文書も詰まった輸送船が木星軍残党に制圧。連邦軍のハリソン大尉は、上官から機密を守るべしと輸送船の奪還に向かわされたが、そこに表れたのは、かつてともに戦い、そして長らく活動の無かった宇宙海賊クロスボーン・バンガードだった。驚いたハリソンを前に、トビア達はさっさと木星軍を蹴散らし、宇宙船を奪還。自分たちに届くはずだった荷物を回収すると去っていった。荷物の中には、かつてのリーダー、ベラ・ロナ&シーブック夫妻からの手紙が。パン屋を経営し、子供も出来ているという、お話で終わり。ちゃんちゃん。

 2話と3話は、木星ヘリウム採取船団の通称「木星じいさん」ことストーク氏(ZZガンダムの主人公ジュドーとの説あり)の依頼で、木星軍残党が奪取した一年戦争の英雄アムロ・レイのデータを取り戻すべく、宇宙海賊クロスボーン・バンガードが動き出し木星軍の基地に侵入。しかし、一足遅く木星軍は戦闘データからアムロ・レイの脳を作り出し、戦闘MS”アマクサ”に搭載。クロスボーン・バンガード軍を圧倒する。

 しかしトビアは、アムロが見た事もないであろう武器で応戦すると、これを何とか撃破。だが、ストーク氏共々、基地の崩壊に巻き込まれてしまった。ダメかと思った瞬間、アムロの脳がトビア達に何かを呼びかけ、その方向に脱出すると帰還に成功できた。

●見所 Highlight
 幸せそうなシーブック夫妻に乾杯。これは、マジです。
 あくまで、前作の後日談として読みましょう。そしたらなかなか楽しいですし、ちょっとした冒険活劇としての味がでています。
 それにしても、もう少し絵を丁寧に書いて欲しいですね。一方で躍動感があって結構楽しいのですが。

●関連書籍・DVD(アマゾン書店より購入可)
機動戦士クロスボーンガンダム -スカルハート-
富野 由悠季(原案), 長谷川 裕一(著)
角川コミックス・エース 価格:¥588(税込)




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