1985(昭和60)年1月1日 元旦の鹿児島本線

 昭和の元旦といえば家で家族が一堂に会して、家長からの年始挨拶ののち御神酒を頂き、お雑煮とおせち料理と頂くというのが一般的な家庭の光景で、我が家もその例に漏れず、その様な元旦を過ごしてきました。
 しかし、昭和還暦を迎えたこの年、正確な商品名は失念しましたが、「新春、東海道山陽新幹線乗り放題切符」が1万円で発売されることを前年末の新聞報道で知っていたわたくしは、「これを買って撮影に行かない手はない!」と、父親からの顰蹙の声を振り切って始発の新幹線に乗って九州博多へと向かい、博多駅とその後に一駅間(当時)を歩いた二日市−原田間(また此処かぃ!はナシよ・・・)での撮影成果を紹介します。
(使用機種:CANON A−T、執筆 平成25年1月4日)


先ずは併結特急最後尾のクロから
クロ481-57 門ミフ 2017M みどり7号


博多駅のこのポジションは形式写真にはうってつけでした
クロ481-57 門ミフ 2017M みどり7号


この編成の電動ユニットは分散型冷房装置を装着
モハ485-110 門ミフ 2017M みどり7号


何故か片割れの電動車はペアの編成で撮影してます
モハ484-259 門ミフ 2017M かもめ7号


このサロから分散型冷房装置に変わりました
サロ481-52 門ミフ 2017M かもめ7号


この車輌はサハの元トップナンバーで489系改造を経て再度485系に編入
サハ481-201 門ミフ 2017M かもめ7号


ちなみに次の列車のサハはキノコ型の冷房装置を乗せていました
サハ481-5 門ミフ 2019M かもめ9号


国電型ダイヤ導入に伴い「マイタウン電車」の愛称が付けられていました
クハ421-21 門ミフ 141M


博多駅は短編成化による増発で「特急銀座」と化しました
(左)クハ481-246 門ミフ 5014M にちりん4号(右)クロ480-8 鹿カコ 1009M 有明9号


この車輌は短編成化でサロ481を改造して生まれたもの
クロ480-8 鹿カコ 1009M 有明9号


中線が無く厳しいアングルですがキノコ型を載せた電動車
モハ484-96 鹿カコ 1009M 有明9号


151系以来の伝統のデザインは機能優先だけではなかった時代の象徴
モハ485-96 鹿カコ 1009M 有明9号


短編成化のもう一方の極めつけは485系での電動制御車誕生でした
クモハ485-9 鹿カコ 1009M 有明9号


元旦らしいヘッドマークを掲出した普通電車
クハ411-126 門ミフ 4142M


「赤スカート」は60Hz用であった証
クハ481-7 鹿カコ 1008M 有明8号




徐々に角度を変えて撮影した「いかり肩」のボンネット型をご覧下さい
クハ481-7 鹿カコ 1008M 有明8号


逆光にも拘わらず形式写真を撮っています
モハ485-32 鹿カコ 1008M 有明8号


モハ484-32 鹿カコ 1008M 有明8号


サロ481-29 鹿カコ 1008M 有明8号


「クリームスカート」の反対側制御車は向日町からの転属組
クハ481-36 鹿カコ 1008M 有明8号



「赤ひげ」を省略した塗装は九州所属車の証です
クハ481-36 鹿カコ 1008M 有明8号



20系時代は「殿様」と称された列車でした
EF76-11 門 9レ あさかぜ1号


ヘッドマークがあると顔が引き締まります
クハ421-94 門ミフ 146M


415系にも当然にヘッドマークが付けられています
クハ411-204 門ミフ 147M


先程、8号で到着した編成が吉塚から折り返して来ました
クハ481-36 鹿カコ 1011M 有明11号

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