2011年4月10日 津山扇形機関車庫&山陰海岸ジオライナー

 青春18切符の最終有効日に当る2011(平23)年4月10日(日)。丁度1日分を残していた私は、地元要望で前週の土曜日より運行開始した臨時列車「快速 山陰海岸ジオライナー号」に試乗してみようと思い立ちました。
 この列車は、鳥取方と豊岡方の双方から一往復ずつ設定して頂きましたが、その中で最も利用が低いと思われる豊岡車充当の鳥取発に合わせた日帰り行程を組み、ちょっとしたプチ旅気分で出掛けました。尚、掲載内容はRJ誌の様な列車追跡ではありません。念のため・・・。
(使用機種:CANON EOS20D、執筆 平成28年2月25日)


 毎度の旅と違って、朝明けやらぬ時間帯に家を出ることなく、東の空が白み出してから出発出来るため、明石駅まで神姫バスに乗れたんで、眠い身体を酷使して1時間10分歩く苦行は回避できました(笑)

先ず西へ下りますが新快速のない時間帯・・・
クハ222-2031 近ホシ 703K/山陽本線明石駅

途中の乗継ぎでは撮影時間がなく、いきなり最初の目的地に飛びます
キハ40-2049 岡オカ 3934D 快速 ことぶき/津山線津山駅

時間調整を兼ねて扇形車庫を覗きます
(左から)キハ33-1001、キハ52-152、キハ28-2329、キハ58-563、キハ181-12

車体によっては塗装の傷みが目立ちますね
(左)キハ33-1001 (右)キハ52-152

来た理由は「やくも」に戻されたこれっ!/キハ181-12

嘗て伯備線で活躍した形式達
(左)キハ28-2329 (中)キハ58-563 (右)キハ181-12

手短に撮影後、単行気動車に乗って街道宿場町で再度の乗換え
キハ120-356 岡オカ 678D/因美線智頭駅

乗り継ぐのは予想外の三セク車両
HOT3508 635D/因美線智頭駅

車両反対側は赤い顔
HOT3521 635D/因美線智頭駅

春うらら・・・/因美線用瀬駅

桜を愛でていると入れ違いの特急が高速で駆け抜けて行きました
HOT7003 58D スーパーはくと8号/因美線智頭駅

とうとう中国地方横断に成功(笑)。メーン列車が味気ない姿で入線してました
(左)HOT3521 636D (右)キハ47-139 福トカ 9554D 快速 山陰海岸ジオライナー号/因美線等鳥取駅

意外にも案内に列車名が出てました(笑)/山陰本線鳥取駅

おぉっ!ここにもっ!/山陰本線鳥取駅


やっぱりHMは欲しかったなぁ〜〜(ま、色々とあってね・・・涙)
(左)HOT3521 636D (右)キハ47-139 福トカ 9554D 快速 山陰海岸ジオライナー号/山陰本線等鳥取駅

この外、ラッピングも無かったしねぇ〜〜〜
(左)キハ47-1133 福トカ 9554D 快速 山陰海岸ジオライナー号 (右)HOT3508 636D/山陰本線等鳥取駅

モリスジのせいなんか、いきなり列車交換!
キハ47-8 米トリ 535K/山陰本線福部駅

鳥取−豊岡間の中間点に到着すれば入れ替りに鳥取行きが出て行きます
キハ121-3 米トリ 537K/山陰本線浜坂駅


まさかの列車名表記です♪/山陰本線浜坂駅


ここでも桜が見られる麗らかな光景が・・・
キハ47-139 福トカ 9554D 快速 山陰海岸ジオライナー号/山陰本線浜坂駅

運行開始を祝う看板も立って期待の程が窺われます
キハ47-1133 福トカ 9554D 快速 山陰海岸ジオライナー号/山陰本線浜坂駅

上下の「山陰海岸ジオライナー号」が並びます
(左)キハ47-1133 福トカ 9554D 快速 山陰海岸ジオライナー号
(中)キハ47-1093 福トカ 176D (右)キハ126-13 米トリ 9555D 快速 山陰海岸ジオライナー号/山陰本線香住駅

先に鳥取行きが出発して行きます
キハ126-1013 米トリ 9555D 快速 山陰海岸ジオライナー号/山陰本線香住駅

新旧カラーが並ぶも、本当に旧いのはどっち?(笑)
(左)キハ47-1133 福トカ 9554D 快速 山陰海岸ジオライナー号 (右)キハ47-1093 福トカ 176D/山陰本線香住駅


ここでは味もそっけも無く・・・/山陰本線香住駅

先頭車側は豊岡色でして、これはこれで味気ない並び
(左)キハ47-13 福トカ 176D
(左)キハ47-1093 福トカ 9554D 快速 山陰海岸ジオライナー号/山陰本線香住駅

折角やからこうして欲しい・・・/山陰本線城崎温泉駅


前月に運用離脱したA編成が廃車留置されてました
クロ183-2751(上) 2701(下) 福フチ/山陰本線豊岡駅

「ジオライナー」の次は老雄が迎えてくれました
クモハ113-5305 福フチ 440M/山陰本線豊岡駅


中線があるので編成写真を撮りに走りました
(上)クモハ112-5305 (下)クモハ113-5302 福フチ 440M/山陰本線和田山駅

ここからは再度、非電化区間に乗り入れます
キハ41-2005 福トカ 1239D/播但線和田山駅

駅前の桜が満開で美しい・・・♪
キハ40-2046 福トカ 1239D/播但線和田山駅

兄弟系列の並びとなりました
(左)クモハ115-6123 福フチ 439M (右)クモハ112-5302 福フチ 440M/山陰本線和田山駅

平成も四半世紀以上経って、この光景が見られるとは(笑)
(左)クモハ115-6123 福フチ 439M (中)クモハ112-5302 福フチ 440M
(右)キハ40-2046 福トカ 1240D/山陰本線等和田山駅

この日の終着駅の到着時は陽が落ちた後でした
クハ222-2013 近ホシ 3302M 新快速/山陽本線西明石駅


そう云えばこんなグッズも配りましたな・・・(笑)

 繰り返されたダイヤ改変の結果、浜坂駅で運行系統が分断された山陰本線。乗換負担軽減から直通運転復活に加え、優等列車復活を要望し続けた地元の熱意が実って走り出した「山陰海岸ジオライナー」。餘部橋梁架替事業に予算を割くのに苦しい理屈を考えた鳥取県側の熱い取組に比して、今ひとつ盛り上がりに欠けた兵庫県側という課題を抱えたまま発車しましたが、あにはからんや、後年、豊岡側の1往復は利用低迷から廃止の憂き目となりました。

 この日の乗車率は2割以下という惨状でしたが、こうした事実を伝えられても腰を上げなかった側の責任は問われねばなりませんね。

〜〜〜〜〜
(※所長注)
 さて、それから2ヶ月後、ひょん君さんの奥方様が突如、くも膜下出血で亡くなられます。
 続く旅行記の冒頭に繋がりますので、ここに記しておきますとともに、ひょん君さんが記された当時の経緯を次ページで掲載しておきました。私も連絡を受けた時には本当にビックリしました・・・。


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