熊本城(2019.03.熊本地震後の様子)〜熊本県熊本市中央区〜


○解説

 2016(平成28)年4月に発生した熊本地震によって、熊本城は石垣や建築物が数多く崩壊し、甚大な被害を受けました。今後は長期間にわたって復興に向けた取り組みが進められます。ここでは、2019(平成31)年3月に撮影した被災後の様子を紹介します。
 前回は2017(平成29)年2月の状況を紹介しましたが、ようやく大天守の復興が進んでいる段階といったところ。未だにあちこちに部材が散乱しており、いかに復旧作業に時間がかかるかという感じ。
 なお、2019(令和元)年10月5日から大天守の外観復旧を記念した特別公開が開始されるほか、2020(令和2)年春には特別見学通路の完成、2021(令和3)年春には天守閣の完全復旧と内部公開が予定されてます。
(写真・本文:裏辺金好)

○場所



○風景


未申櫓




震災前との比較



西出丸から見る宇土櫓・天守閣


震災前の西出丸から見る宇土櫓・天守閣
(現地パネル)



戌亥櫓


震災前の戌亥櫓

宇土櫓

大天守閣と小天守閣




長塀跡



馬具櫓

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