2012年5月20日 彦根・かかみがはら航空宇宙科学博物館へ


この日は何と、kajiboohさんが関西に出撃するという非常に珍しい出来事がありまして、お誘いを受けた私は当然襲撃するのでありました。集合場所は滋賀県米原市のJR米原駅。たしか、私の自宅がある神奈川県藤沢市の近所ですよね(爆。 そして最近、何事も話を大きくしてしまう所長さんは、何の迷いもなく名古屋からネオン所員を、兵庫県から”ひょん君”さんを半強制的に呼びつけるのでした。・・・そろそろ、ほどほどにしておかないと。 さて、合流までの時間が少しあったので新幹線を撮影。まずは700系「ひかり」。

N700系「のぞみ」が高速で通過していきます。

500系ほどではないですが、700系に比べると格段にデザイン良いですよね。撮影する角度によって、様々な表情が楽しめるのもN700系の魅力です。100系タイプの塗り分けも登場してくれないかなあ。

在来線ホームに目を転じてみますと、岡山地区の単色化された113系2両編成(先頭車化改造車)が出発していくところでした。え?違う!?

ここで全員集合し、ちょっと電気機関車を撮影。写真のEF81は、最近突如として始まった改番施行車で、735号機となっていました。運行記録装置を未搭載のままにすることによる改番ですが、何か記しをつけるだけではダメだったのでしょうか?

同様の理由で2000番台への改番が進むEF65 1000番台ですが、この1065号機は原番号のままでした。

ついでに鉄道総研 風洞技術センターの新幹線車両保存車両を見ます。金網越しにしか撮影できず、しっかりと写りこんでしまいます。こういうとき、レンズの小さいコンデジだと問題なく撮影できるのでしょうし、現に先代のデジカメのときは問題なく撮影できたのですが・・・。

走っているところを撮影してみたかったですね。

これが500系と言われてもピンと来ませんが、形式としては500系900番台。JR西日本の博多総合車両所で保存されている、もう一方の先頭車は未だ撮影したことがなく、いつかは記録しておきたいもの。

さて、引き続き米原から彦根へ移動し、井伊直弼でお馴染みの彦根城に到着。

天守閣に注目が行きがちですが、長大な佐和口多聞櫓の姿は迫力満点。

向かい側には、井伊直弼が藩主になる前に過ごした埋木舎が現存しています。

佐和口多聞櫓の裏手には馬屋が現存。某所員は、この馬の模型と馬券を絡めて撮影したところ、見事に当てたとか。これは、競馬の運気が上がりそうな場所ですね。

彦根城と言えば、ゆるキャラの代表格「ひこにゃん」ですね。 え、これはリアルなひこにゃん?スミマセン。

じゃあ、こっち?いや、これもリアルなひこにゃんでした。

さて、天秤櫓と・・・。

太鼓門櫓を通りまして・・・。

いよいよ天守閣へ。もちろん、しっかりと内部を散策します。

そして天守閣から降りてくると、なんと「ひこにゃん」がショーをやっています。

あずにゃん! ・・・じゃなかった、ひこにゃ〜ん!

というわけで、ここからしばらく、ひこにゃんの動きをお楽しみください。



刀を抜いてみた。



どりゃ!・・・と刀を振ってみた。

どや☆

ひこにゃんの魅力に完全に取りつかれた一行は、別れを惜しみながらも天守閣の北、西の丸三重櫓を撮影に行きます。ここを歩く観光客は殆どおらず、静かに散策できます。

また、彦根城は山麓にも色々な古建築が残っています。こちらは、楽々園御所院棟。

隣接する庭園「玄宮園」は彦根城天守閣との組み合わせが最高。

何となく。も少し早めであれば、花も咲き誇っていたのでしょうが・・・。

カメラの望遠で彦根城天守閣を撮影。この角度は迫力ありますねえ。

さらに私のワガママで、彦根城の北にある滋賀大学経済学部講堂(旧彦根高等商業学校講堂)を撮影。2004年に撮影した以来で、実に8年ぶりに見ます。1924(大正13)年の建築で、国の登録有形文化財に指定されています。

さて、彦根はもう一つ、石田三成の居城であった佐和山城という歴史的価値のある城があった場所で、建物は残っていないものの、遺構を散策・・・したかったのですが、時間の都合で断念。遠景の撮影に留めました。

・・・国道8号線に隣接する、佐和山城麓にあった怪しげな建物は撮影しておきます。財団法人佐和山三成会が運営するもので、ウィキペディアによると本来は佐和山遊園というテーマパークになるはずだったそうです。

1976年に着工しながら、未だ完成せず。さりとて、実は廃墟ではなく、管理は行われており、たまに手も加えているそうです。写真には写っていませんが、金閣のニセモノまでありました。素敵なB級観光スポットですね。 では、次の目的地へ向かいます。本来は関ヶ原古戦場を見るはずでしたが、時間の都合で泣く泣く省略。次の目的地が遠いにもかかわらず、如何せん、彦根城と「ひこにゃん」に時間を使いすぎました。

さて、彦根城を見た所長一行は、途中できちんと昼飯を食べた上で(ここ重要!)、今度は岐阜県各務原市にある「かかみがはら航空宇宙科学博物館」へ出撃。
私は2010年4月に一度訪問済みではありますが、カジボーさんにここを紹介しないわけにはいかないですよね。ちょっと撮る角度を間違えた保存機もありますし。 で、やっぱり目に入ってきたのはYS−11。馬鹿の一つ覚えのようにYS−11に直ぐ目が行ってしまいます。

US−1A救難飛行艇。

P−2J対潜哨戒機。

館内の保存機で目を引くのは、やはり低騒音STOL実験機「飛鳥」。何とも力強そうな機体です。

T−2ジェット練習機。

UF-XS実験飛行艇。前回の訪問では、真正面からしか撮影していなかったのが心残りだったので、コレで満足。しかしまあ、前回も好きで真正面から撮っていたわけではなく、なかなか側面を入れて全景を写すのはスペース上厳しい。

さて、、カジボーさんの楽しい時間はこれで終了し(笑)、車は岐阜県をさらに進むことに。今度は、美濃太田車両区へ向かいます。ここはリニア・鉄道館が出来る前、JR東海で活躍した様々な国鉄車両が、暫定的に置かれていた場所。 リニア・鉄道館に入らない車両は解体という話を聞いていたので、もしかすると何もいないという覚悟もしていたのですが、この通りでした。

ボロボロですが、国鉄の全盛期を支えた車両たちがズラリ。

このままにしておくのは、あまりに勿体無い。せめてキハ58系だけでもサルベージしてほしいものです。

キハ30もいますね。

165系はもちろん、なんとJR四国色のキハ180までいました。

このままここで自然に朽ち果てるのを待っているということなのでしょうか。何かこう、素敵な縁談(?)でも発生しないか、気になります。 さて、本日の行程はこれにて終わり。私は宿泊先である大阪市へ向かいます。 翌日は月曜日ですが、とある目的のためにお休みをいただいているのでした。


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