2012年8月11日〜13日 撮り鉄しながら北九州・高松・鞆の浦の旅
さて、北九州で撮り鉄の後は、夜のうちに香川県高松市にワープ。本日はネオン所員、ゼニガタ所員が同行します。まずは、意外と撮影する機会の無い2000系による特急「いしづち」を狙うべく、予讃線の鬼無駅に出撃します。うむ、なかなか。
たったそれだけの成果で、直ぐに高松駅に引き返します。ちなみに我々が乗車した列車は、なんとワンマン対応の際に国鉄色に戻された121系でした。まさか撮影できるとは・・・。
さらに折りしも、アンパンマントロッコと2000系特急「うずしお」が並んでいました。
そして高徳線に乗り換え、栗林公園北口駅で下車。
こんな駅。非電化、単線、神社つき(笑)の駅設備です。
そして栗林公園を散策しますが、これは素晴らしいものでした。
この景色は本当に見事。詳しくは既に掲載していますので、そちらをご覧ください。
さて、今度は1500形に乗車します。
そして屋島駅に到着し、5両編成に増結されたキハ185系特急「うずしお」を撮影。
徳島方向からもキハ185系特急「うずしお」がやってきました。
両列車の並びをパチリ。
そして志度駅で下車し、志度寺を見学します。ネオン所員は正月に来たばかりというわけで、少々申し訳ないですが、やはり江戸時代に造営された仁王門、本堂はぜひ見ておきたかったもの。
こちらは本堂。
志度は江戸時代の奇才、平賀源内の生まれ故郷。そのため、まずは平賀源内記念館を訪れます。資料は少ないですが、源内の生涯を分かりやすく教えてくれます。
さらに少々歩いて、平賀源内生家を散策。
源内といえば・・・。
エレキテル(※もちろん、本当はそれだけじゃなくて、山ほどの分野にプロ並に精通する凄い人物)。一瞬の状態ではありますが、電気を通電させることに成功します。 では、さらに別の場所へと向かいます。
志度を散策した後は、高松琴平電鉄志度線に乗車。早速、琴電志度駅に入線する600形を撮影します。
側面には源平合戦「屋島の戦い」で扇を射る那須与一が描かれています。なるほど、那須与一の正体はIrucaだったか!(笑)
そして今度は琴電屋島駅で下車します。駅前の食堂で昼飯を食べたあと、まっすぐ北に向かいます。
ネオン所員の先導で向かった場所は・・・こちら。
屋島ケーブル屋島登山口駅跡。2005年8月31日に廃止となって、もう7年も経ちますが駅設備はそのまま。隣で「ことでんタクシー」が営業していることもあり、荒らされているような雰囲気もありませんでした。 ちなみに、この付近には2004年に来たことがあったので、屋島ケーブルカーに乗らなかったことが本当に悔やまれます。
裏手に回ってみますと、なんとケーブルカーまで残存。1950年に営業を再開したときに投入された日立製の車両で、「義経号」 というようです。
路線は・・・さすがにボロボロ。仮にも営業が再開できるような雰囲気ではありませんでした。
屋島の山上には未だ登ったことがないので、機会があれば行ってみたいものです。さて、引き続いて近くにある「四国村」という施設に向かいます。
四国村は四国各地から集められた古民家が移築復元されている施設で、これも8年ぶりの訪問。まず出迎えてくれるのは、祖谷(いや)のかずら橋。徳島県にある有名なつり橋を、同じ工法と材料で再現したものです。 池の上にあるだけなので、本場と異なり命の危険はありませんが(笑)、本場同様に踏み板の間隔が広いので、軽く足を橋の下に貫通させそうになります。
こちらは小豆島歌舞伎舞台。1863(文久3)年の建築と推定され、まさに当時の島随一のエンターテイメント殿堂。
愛媛県にあった旧河野家住宅。国の重要文化財で、18世紀前半の建築と推定。
丸い形が特徴的な砂糖〆め小屋。香川県坂出市にあったものです。
こちらは大久野島灯台。広島県竹原市の大久野島南端にあったもので、明治26年に建築。平成4年まで使われました。ということで、民家以外もあります。
こちらは18世紀後半に造られた旧中石家住宅。そのうち隠居屋です。
旧丸亀藩御用小屋。江戸時代後期の建築です。
最後は神戸の異人館で終了。1905(明治38)年にイギリス人のワサ・ダウン氏の住宅として建築されたもので、日本遊船の社員寮を経て四国村に寄贈されました。 さて、ここで猛烈な雨に叩きつけられ、相談した結果、タクシーでJR屋島駅に向かうことに。当初予定では高松琴平電鉄で高松築港駅に行き、徒歩で高松駅へ向かう予定でしたが、大雨の中で行くことは厳しいだろうと判断です。
で、屋島駅に着くと雨があがるというオチが着きましたが、おかげで高松駅での撮り鉄は安心して行えます。まずは、5000系マリンライナー香川県PRラッピングです。
2000系特急「いしづち」。
続いて121系快速「サンポート」を撮影。高松駅、入線も綺麗に撮れますね〜。
5000系快速「マリンライナー」。うむ、これもバッチリ。
反対側に連結されている223系が並びます。関西みたいですね。
こちらは2000系特急「うずしお」。
そして本日後半戦の目的の1つ、キハ185系特急「いしづち」を撮影。到着番線の予測が外れてしまい、最大望遠で撮影する羽目になりましたが、まあ何とか。
高松駅に到着したキハ185系特急「いしづち」は、あっという間に特急「しまんと」に変身。ギャー、もう少し「いしづち」を堪能するつもりが・・・。
反対側は「剣山」用塗装。キハ185系による「しまんと」も本当に久しぶり。実に良い記録となりました。が、この塗装と「いしづち」の組み合わせを撮影し損ねたのは少々ショックでした。また来なければなりません。
と思ったら、またキハ185系による特急「いしづち」が登場。ところが、ヘッドマークが無い!しばらく待っていたのですが、取り付けられる気配もなかったので、これにて四国を去ることにしました。(リン所員の後日の訪問を見ると、もう少し待っていたほうが良かったようですが)
そして岡山駅に到着。ここで宇野線ホームから、2000系特急「しおかぜ」を撮影。
さらに2000系特急「南風」が入線。まだ四国の余韻は続きます。
さらに宇野線ホームには115系湘南色!
未だ湘南色が残存しているとは思わず、これは良い記録になりました。
が、基本的に単色化・・・。実に増えたものです。ダサイ。本当にダサイ。 とても「乗ってみたくなる」雰囲気じゃないですね。
そんな中、広島支社の115系リニューアル色登場。絶対、こっちの方がセンスいいですね。ちなみにこの塗装、個人的には115系の塗装の中でも湘南色と並んで特に好きな塗装です。
と、そこで115系岡山支社のリニューアル色も。
381系特急「やくも」。
津山線のキハ40系。後ろは国鉄色でした。 さて、このあと岡山駅の地下街で夕食を食べ、ネオン所員と涙のお別れ。ああ、ネオンさん、次回は・・・2週間後にお会いしましょう、というオチ。
一方、私とゼニガタ所員は広島方面へ。岡山までは、こちらの117系快速「サンライナー」に乗車しました。そして、西条駅前で一泊。さて、翌日はどうなることでしょうか。