2014年2月5日〜6日 旭山動物園&さっぽろ雪まつり
〇2月5日
この日は、京浜急行の青い2100形で早朝の羽田空港へ。
エア・ドゥで新千歳空港へ向かいます。一方、羽田空港2タミは相変わらずの全日空機大集結状態。
そんな中でモヒカンジェットが!なかなか、バシっとした構図で撮影できていないのですが、この日は機体が横を向いた瞬間、「シャッターチャンス!」だったにもかかわらず、カメラのピントが合わず、この程度しか撮影できませんでした・・・。
さて、新千歳空港に到着。後続の飛行機が、全日空のボーイング747です。逆光なのが残念すぎます・・・。
しかし諦めるのは早い。最終的には、うまく順光でゲット出来ました。雪景色+ジャンボジェットの組み合わせ、ご馳走様でした。
さて、新千歳空港を出発して、今度は新札幌駅へ。後追いですが、785系特急「すずらん」を撮影したところ、雪を巻き上げて通過していきました。
続いてキハ183系臨時特急「北斗」を撮影。そもそも、ノーマルなキハ183系が「北斗」で運用されていると知らなかったので、適当に撮影しただけでしたが・・・。
最後尾はスラントノーズ車でした! これでしたら、反対のホームから撮影しておけばよかった・・・。
続いてキハ261系特急「スーパーとかち」を撮影。
続きまして白石駅へ移動し、DD51形重連が牽引する寝台特急「カシオペア」を撮影。なぜか「カシオペア」を撮影する機会が首都圏にいても皆無に等しく、ここでバッチリ撮影させていただきました。
うーむ、ココも雪が凄い。銀色の車体が余計に気温の低さを感じさせます。
すると間髪をいれず、後方からキハ183系特急「オホーツク」が通過。
いやはや・・・雪が凄い。
そして721系を撮影し・・・。
琴似駅へ移動し、カシオペアの回送を迎撃します。なかなか、この状況下で鉄道を撮影することは無いので、普段と異なる雰囲気の写真が撮影することが出来ました。・・・まあ、その後は首都圏が大雪で、雪景色と鉄道の組み合わせは、相当な枚数を撮影することになりますが・・・。
さて、岩見沢駅で途中下車して、留置中の711系を撮影。
別の編成を、731系と組み合わせでさらに撮影。
ここでキハ183系特急「オホーツク」を撮影します。
後追いも頂きました。おでこ真っ白。
さらに旭川駅でも711系を撮影。本来は入線する瞬間を狙いたかったのですが、到着番線がわからず、結局は停車中の姿を無難に撮影します。まあ、旭川駅の新駅舎と711系の組み合わせも、短い期間になりそうなので、これはこれで。
さて、旭川駅で初めて下車(乗り換えたことはありますが)。もちろん新駅舎も初めての撮影です。こちらは南側の出口ですが、写真手前が直ぐに川になっています。
一方、こちらが北側の出口。現在、旧駅舎跡地を含めて再整備中。北西側にはイオンモールとJRインが建設されるそうで、近いうちにこの風景も大きく変わりそうです。 さて、旭川と言えば、話題の旭山動物園。路線バスで40分かけて向かいます。
さて、旭川駅で路線バスで40分もかけて到着したのが、旭山動物園。この日は閉園時間が15時30分と短く、私が乗ったバスは13時10分でしたので、13時50分に到着したわけなのですが、冬のこのクソ寒い時期に、こんな時間帯に動物園に行く人も少ないだろうと思いきや、バスの収容力の限界に挑戦するかのような、超満員で動物園に到着しました。 まずは、雪景色とキリンを撮影。
顔のアップ。
昨年11月にオープンしたばかりの「きりん・かば館」。カバを下から見上げるというのは初めてで、非常に新鮮でした。
14時30分からはペンギンの散歩を実施。ペンギンの気分に合わせて、スローペースで進む、このイベント。キングペンギンを、ペンギンの目線で楽しもうと言うのも、魅力の1つです。
ということで、しゃがんで見学することが推奨されています。
可愛らしいペンギンですが、間近で見ると意外と迫力ある顔つきであることがわかります。
顔をアップで。
子供のペンギンが一羽、実に自由気まま間ペースで歩いておりました。
さて、目の前をペンギン達が通過していったので、これでシャッターチャンスは終わり・・・と思いきや、冬季のペンギンの運動不足を解消する目的もあるため、実は結構な距離を歩きます。
ということで、別の場所でシャッターチャンスは続くのでした。しかも、最初は満員御礼だった状態も、次第に人が減ってきますので、終盤戦はどこまでも追いかけられる状態。
雪に興味津々のご様子。
一部のペンギンは羽がボロボロなのですが、これは羽が生え変わる最中なのだとか。
まだまだ撮影します。
人間が入らないようにして撮影すると、南極大陸に行った気分?
さて、15時になってしまいました。閉園時間まで残り30分! まずは、「マリンウェイ(円柱水槽)」で泳ぐアザラシを堪能。
さらに、餌を食べるシーンもゲット。
さらにホッキョクグマを大型のガラス越しに、目の前で見ることができます。これはペンギンの散歩以上の面白さでした。通常、遠めに見ることが多いですからね。
うりゃ!
ホッキョクギツネ。
こちらのカメラを意識しているのか、やけにカメラ写りを意識したポーズが印象的でした(笑)。
レッサーパンダ。
シンリンオオカミ。
エゾジカ。
ここで無念のタイムアップ! 動物はまだいるのですが、最後にサル山を1枚だけ撮影するだけで精一杯。ううむ、これはもう1度行かねば・・・。それにしても、特に珍しい動物が多いわけではないのですが、魅せ方を工夫するだけで、これだけ面白くなる、という例でした。
最近は旭山動物園の成功に触発されて、同じ北海道でも札幌の円山動物園が似たような施設へと改修を進めていますので、身近にライバルが出現しているほか、横浜市のズーラシアも大幅な改修と施設の拡張を進めているため、首都圏からのお客さん獲得も厳しくなるかもしれませんが、これからも頑張ってほしいものです。
旭川駅へ戻ると、駅構内にアイヌ文化情報コーナー「ル・シロシ」があることを発見。小さなコーナーでしたが、ちょっと見学しておきます。
当時の人々が使った服装や道具などが展示されていました。
こちらはマキリ(小刀)ですね。アイヌ文化はあまり詳しくないのですが、世界史の執筆が落ち着いた段階で、一度ガッツリと調べてみたいと思っています。それにしても、こういう歴史のコーナーが駅にあるのは良いですね。
さて、ホテルにチェックインして少し休憩したあと、大通りへ。途中、ライトアップされた札幌時計台を撮影します。時計台は冬のほうが、周りの街路樹に邪魔されずに全景が見やすくて良いですね。夏だと前面は葉っぱで見えず、後方は高層ビルに囲まれて、何が何だか。 ・・・だから「日本三大がっかり名所」になっちゃうんですよねえ。建物自体は非常に貴重なのですが。広い公園の中にあれば、随分と印象は変わるはず。
こちらは、「さっぽろテレビ塔」。イルミネーションで装飾されていますね。
さて、それでは雪まつりの会場へ。まず私の目に飛び込んできたのが、4丁目毎日氷の広場の「大氷像 台湾−伝統とモダン」でした。台北「国立故宮博物院」を中央に、左手に台北101、右手に台湾新幹線を配しています。
5丁目STV広場では「大雪像 ウインタースポーツ天国、北海道!」がテーマ。ソチオリンピックでの日本選手の活躍と、2017年に開催される「2017アジア冬季札幌大会」の開催成功を応援しているそうです。実に迫力ありますし、雪でここまで人間の表情豊かに製作するとは。
様々な色にライトアップされました。なお、製作は陸上自衛隊。
7丁目HBCマレーシア広場は、「大雪像 スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」。・クアラルンプールのムルデカ広場(独立広場)前にあり、イギリスの建築家A.C.ノーマンの設計で、1897年に建てられた旧連邦事務局ビルだそうです。 なお、製作は陸上自衛隊。
8丁目雪のHTB広場は「大雪像 イティマド・ウッダウラ(インド)」。インドの首都ニューデリーより南東約180kmの観光都市アーグラーにある白大理石の建物で、 ムガル帝国第4代皇帝ジャハーンギールの皇妃、ヌールジャハーンが、父母の為に1620年ごろに建造したもの。 なお、こちらも製作は陸上自衛隊。すげぇええ!
こちらも様々な色にライトアップされたほか・・・。
プロジェクションマッピングによって、様々な映像が投影されていきました。 さて、本格的には翌日にリン所員と見ることにして、今度は札幌駅に戻ります。
札幌雪まつりの夜景を堪能した後、札幌駅へ。まずは735系を撮影します。
続いてキハ183系ノースレインボーエクスプレス車による臨時特急「流氷特急オホーツクの風」。2005(平成17)年2月から運転されている、この時期定番の臨時特急ですね。
そして駅構内で蕎麦を食べていると、リン所員から「間もなく711系が6両編成で来ますよ」とメールが。ゆっくり食事するつもりが、超特急で食事を済ませてホームへ上がり、無事にゲットします。
こちらは789系による特急「すずらん」。
キハ183系クリスタルエクスプレス車による臨時特急「北斗」。
そして午前中に見かけたキハ183系スラントノーズ車による臨時特急「北斗」。
785系によるホームライナー。
最後に急行「はまなす」を撮影。北海道で「はなます」を撮影するのは久しぶりです。
DD51形の活躍が大幅に失われる中、このように定期列車として活躍してくれるのは非常に嬉しい限りです。 それにしても、2時間近く撮影していましたが、札幌駅寒い!コンコースにストーブは設置されていますが、仕切られた待合室のようなものはないので、正直辛かったです。まあ、冬にこれほど滞在をするものではないとは思いますが・・・。