2015年2月6日〜8日 タンチョウ、雪まつりほか冬の北海道・東北放浪記


リン所員から「釧路にタンチョウを撮影に行きます。ついでに”さっぽろ雪まつり”と雪ミク電車も撮影してきます」というメールが入ったので、これは私も来いという誘いであると勝手に解釈し、くっついて行くことに。 前日に関東では大雪予想で、寝台特急「サンライズ出雲」で横浜にやって来るリン所員が定刻に到着できるのかドキドキしていましたが、蓋を開けてみると大雪予想はハズレで、サンライズも途中僅かに遅れたらしいですが、定刻に横浜駅に到着するのでした。 さて、リン所員と合流して羽田空港第1ターミナルに行くと、JALの旧塗装であるボーイング767−300が。鶴丸塗装への塗替えが随分と進む中で、まだ残存していました。

さらに、ジェイ・エア旧塗装のエンブラエル ERJ-170-100もゲット。

さて、我々が登場した釧路行きのJALが離陸します。最近、電波を発しない機器はいつでも使用可能になったので、ようやくこのような写真が撮影できるようになりました。もちろん、フィルムカメラであれば今までも撮影はできたのでしょうが・・・。

遠くに富士山が見えますね〜。

お台場。

スカイツリーとその周辺。

東京ネズミーランド。



そしてだんだん、今がどこか全く分からなくなってきました。

しばらくすると、釧路空港へ到着しました。離陸直前の写真も撮影できるようになり大満足。

さて、ここで前日に北海道入りをしていたゼニガタ所員と、別便で先に釧路空港に到着していた馬藤所員と合流し、我々が乗っていたJALのボーイング737−800の離陸を撮影します。





雪景色の中、離陸していく姿が良いですなあ〜。



ちなみに釧路空港ではアイヌ関係の民俗展示コーナーが設置されていました。旭川駅や札幌の大通地下街にもありましたが、最近ようやくアイヌの文化に注目が集められているようですね。良いことだと思います。

さて、釧路空港からバスで阿寒国際ツルセンターへ行きますが、その前に向かい側を少し歩いた場所にある炭鉱と鉄道館・雄鶴駅へ。以前にタンチョウを見に来た際に気になっていたのですが、向かってみると・・・冬季休館でした。まあ、これだけ雪に覆われれば・・・。

それでも屋根付きの環境下で大事に保存されているC11 65号機とヨ8057がピカピカの状態で保存されていることが確認できました。ちなみにこのC11は、国鉄から1961年に雄別鉄道へ払い下げられた車両のようです。 ちなみに館内では雄別鉄道関係の展示があるようです。ただし、ここが雄別鉄道の駅跡でも廃線跡でも無く、当時はもっと西を走行していたようですね。

さて、突如として「にゃんぱすー」と叫んで雪の中に埋もれた某L所員を撮影した後、凍った道でおもいっきり滑って若干負傷した所長さんがいたとか、いなかったとか・・・はともかく、目的地へ行きます。

2012年に行って以来になりますが、阿寒国際ツルセンター。 ご覧のようにタンチョウが大量にいます。







若い個体で一羽元気なのがいまして、カメラマンの前で縦横無尽に動き出します。しばし、美しい(?)ダンスをお楽しみください。





雪をくわえています。

ヒャッハー!

キーック!

どけどけどけどけ〜!

ここでUターン。

そして再びダッシュ。一体、何が彼を駆り立てたのでしょうか・・・。



では、タンチョウの美しき世界をもう少しお楽しみください。

・・・と書いたそばから、ハクチョウの飛来シーンを掲載。

さて、この時期は14時から餌が与えられるため、タンチョウたちはこれを狙って食事にありつきます。

これを待っていました!ということで、カラスやハクチョウ、オジロワシが14時前に続々と集結し、タンチョウと激しい餌の争奪戦を繰り広げます。



カラスに負けるわけには行きません。

そこへオジロワシも襲いかかってきます。威嚇するタンチョウ。

二度と来るな!・・・と追い払ったとおもいきや。

再び登場!驚くタンチョウ。

颯爽と飛び去っていきます。

オジロワシも凛々しくて格好良いですね〜。







なかなか美しい飛来シーンを撮影するのが難しいのですが、最後にこの程度は記録出来ました。ううむ、実に充実しました。 ちなみに旧正月ということで、大量の中華系の方々も撮影に飛来(?)しておりました。しかも、私なんかとても手が出ないような高級カメラと巨大なレンズの大軍付き・・・。

さて、釧路空港から丘珠空港へ北海道エアコミューターで移動します。

こんな場所から飛行機に搭乗するのは楽しいものです。

そして、あっという間に丘珠空港へ到着しました。そして、せっかくの地下鉄連絡バスの無料券を私と馬藤所員は見事に取り忘れ・・・。

210円を払って地下鉄栄町駅へ向かいます。そこへやって来た車両は、ポケットモンスターのラッピング車両でした。こんなのがいたのですね。

さあ、まだまだ旅は終わりません。今度は地下鉄大通駅で下車し、さっぽろ雪まつりの夜景をタップリと堪能します。

昨年にひき続いての散策ですが、美しいですねえ。こちらは、おもちゃ箱から飛び出した世界をイメージした、メーン氷像「おもちゃの街」。

ライトアップは色々と変化。



こちらは北海道新幹線などの氷像。

ハイボール。

JRAは雪像の馬「サラブレッドの息吹」にプロジェクションマッピング。



大した技術です。

ここで私以外の3人は夕食タイム。

万が一、腹を下した際にこの人混みの中では救援を求める場のない所長さんは、残念ながら見ているだけ・・・。まあ、雪まつりを見終わった後に食べましたが。 写真を掲載していたら、ラーメン食べたくなってきた・・・。

続きます。今年最大の見所は、スター・ウォーズの大雪像。ルーカス・フィルム公認で、陸上自衛隊の力作です。

「ダース・ベイダー」軍の忠実な歩兵「ストームトルーパー」、後方には宇宙戦闘機「タイファイター」と、宇宙要塞「デス・スター」も配置されています。

ライトセーバーの演出が見事。

この極寒の中で、ロックバンドがタンクトップで絶唱。こちらは、台湾の行天宮をイメージした雪像。台北市のほぼ真ん中に位置し、関羽(関聖帝君)を祭っている関帝廟だそうです。

こちらはマニラ大聖堂。

さらに、春日大社中門ではプロジェクションマッピング。







これで終わりかとおもいきや、最後に「楽しいサザエさん一家 inさっぽろ雪まつり」と出会いました。いやはや、予想外・・・。

・・・いや、予想外の展示はこっちか。ガルパンが雪まつりを侵略しておりました。

そして、寝台急行「はなます」を狙いに札幌駅に行きますと、長編成の上にDD51形が重連という、本来であれば狂喜乱舞のはずが、ホーム有効長の関係で撮影できませんでした。とほほ・・・。


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