2015年5月22日・23日 福島交通、阿武隈急行&485系「あいづ」撮影記
この日はリン所員の連休と私の代休が重なったので、福山から福島へ呼び出すことに。ということで、福島駅でE6系「こまち」を撮影するところからスタートします。
さらにE3系「つばさ」が入線してきたので撮影。新塗装ですね。
続いて新幹線駅舎と在来線ホームの間にある駐車場へ行くと、奥羽本線(山形線)の719系がいたので撮影。
こちらは701系ですね。
さらに・・・211系!?こんなところにも留置されているとは。
そしてレンタカーで福島交通の飯坂温泉駅へ。ちょっと周辺を散策します。
なかなか魅力的な建物。なかむらや旅館の本館と新館で、写真右手の本館は江戸時代末期の建築、写真左手の新館は1896(明治29)年頃の建築で、両方とも国登録有形文化財です。
こちらは鯖湖湯。原型となった建物は明治22年に建てられた日本でも特に古い木造の共同浴場で、1993(平成5)年に復元されました。浴槽温度が47度とのことで、ちょっと寄って行くには高い温度!
その目の前にあるのが、旧堀切邸という江戸時代から続いていた豪農・豪商の旧家。無料で一般公開されています。
内部については今後、ホームページで公開していきましょう。
こちらは波来湯という公衆浴場。入ってみたいところですが、この先も予定が満載なので次の場所へ向かうことにしましょう。
さて、福島駅から飯坂温泉駅へは福島交通飯坂線を撮影します。なかなか撮影に適した場所がなく、車庫のある桜水駅へ。
車両はいずれも東急7000系を先頭車化改造した車両で、青帯の車両がメインだったはずですが・・・。
この日はピンク帯の車両がメインで運用に就いていました。福島交通は福島駅で稀に撮影する程度だったので、ようやく本腰を入れて撮影が出来ました。
ちなみに車庫には謎の廃車体倉庫が・・・。
さて、今度は福島県桑折町にある旧伊達郡役所へ。1883(明治16)年に、地元大工の山内幸之助・銀作の手によって建てられた擬洋風建築で、貴重な明治時代の役所建築です。
こちらは1階。
こちらはステンドグラスが美しい2階。 ご覧のように、ガラーンとしていて、当時の雰囲気がどうだったのかは想像するしか無いのが残念ですが、東日本大震災による被害からも復旧し、桑折町のシンボルとして現在も親しまれています。
そんなこともあって、地下道の入口や・・・。
排水ポンプ場(かな?)も、旧伊達郡役所を模した状態。
マンホールの蓋も旧伊達郡役所ということで、相当な思い入れが地元にあることが推察できます。
さて、レンタカーの機動力を活かして、今度は阿武隈急行の梁川駅へ。
お目当てはこちら。平日ラッシュ時のみ活躍するA417系です。元々はJR東日本の417系で、貴重な生き残り。何とか撮影できる位置にいてくれて、良かった。
主力車両の8100系も記録しておきます。
さらに、大泉駅でも撮影しておきました。いつの間にか、行先表示器をLED方式に変えた車両も登場していたのですね。
さて、大泉駅の近くには保原総合公園があり、ここに旧亀岡家住宅という擬洋風建築が移築保存されています。
正面も凄いですが、側面も凄い。明治30年頃に伊達崎村(現桑折町)の亀岡正元氏が建てた屋敷で、現在は福島県指定文化財となっています。
外観からは想像できませんが、内部は大半が純和風の造り。しかも、豪華な材料や技術をふんだんに使用しています。
元々はこのような風景に建っていたとのことで、建築当初はさぞ周辺の人が驚いたことでしょうね。
お次は山形新幹線へ、以前、秋田新幹線はE3系が無くなる前に沿線で撮影しましたが、山形新幹線は一部の駅でしか撮影したことがなかったので、沿線で狙ってみることに。まずは、庭坂〜赤岩間にて。
下り列車の遠景を撮影後、近くで再度撮影。
反対に回って上り列車を撮影。うむ、こちらは光線状態も満足。一部が日陰になってしまいましたが・・・。
さらにリン所員の車は山形県へ突入し、私のワガママで高畠町へ。ネタとしては後述する別のものを狙っていたのですが、偶然にも安久津八幡神社という立派な神社を見つけたので撮影。 三重塔は1797(寛政9)年に建築されたものです。また、舞楽殿は、室町末期の建築だそうで、大変に貴重です。詳しくはホームページで後ほど。
さらに、付近一帯は歴史公園として竪穴式住居や古墳などが復元整備されていました。目の保養になりますね〜♪
本来のお目当ては、1974(昭和49)年に廃線になった山形交通高畠線の高畠駅跡。高畠町の中心部はこの付近で、現在のJR高畠駅は街の外れにあります。
往時の車両3両が、大変美麗な状態で保存されていました。
陽が長いことを利用して、高畠〜赤湯間で719系と・・・。
E3系「つばさ」旧塗装をゲット。田んぼに新幹線が映り込んでおり、見事狙い通りに撮影が出来ました。
そして、初めて赤湯駅へ。
ここでも山形新幹線を上下2本撮影します。いつの間にか新塗装が随分と増えましたね。結局、旧塗装の撮影は先ほど1本だけでした。
最後に、寝台特急「カシオペア」を撮影し、この日の撮影は〆。この後は大変美味しい、福島の餃子を堪能するのでした。じゅるる♪