2023年5月20日・21日 長野電鉄・しなの鉄道・えちごトキめき鉄道の旅
今回は1泊の行程で長野へ。まずはJR長野駅で少々撮り鉄で、しなの鉄道色の115系。
飯山線のキハ110系。
383系特急「しなの」。
車内の様子。
続いて、長野電鉄ホームへ。元・成田エクスプレス用253系である2100系「スノーモンキー」。2編成のうち、E2編成は長野電鉄オリジナル塗装。
車内はほぼ成田エクスプレス運用当時の姿ですね。
元・東京メトロ日比谷線用03系である3000系。
半自動ドアになった以外は、ほぼ日比谷線時代のままでしょうか。
こちらは東急から移籍した8500系。
少し前に田園都市線からは引退したので、8500系を味わうなら長野電鉄へ。
元・小田急10000系の1000系。観光案内列車『特急ゆけむり〜のんびり号〜』として入線してきました。土曜日・日曜日・祝日等に運転され、沿線の観光スポットや歴史、名産物に関する説明を聞きながら、景色や沿線の特産品を楽しめます。
さらに、事前予約で大人6,500円(税込 ※2名以下の場合は+1,000円)を払うと、同列車内に設定されている北信濃ワインバレー列車にも乗車することが出来、北信濃のワイナリーから厳選した赤・白・ロゼのワイン(6〜8種類)が飲み放題だとか。
さて、私は成田エクスプレス時代の塗装をほぼ維持する2100系E1編成に乗車。
車内は外国人観光客を中心にほぼ満員。
もし一昔前のようにインバウンドが無い状態だったら、日本の鉄道は乗客大幅減だったでしょうか。
さて、権堂駅で下車。
長野オリンピックマンホールがありました。
秋葉神社の勢獅子のモニュメント。
繁華街から奥まった場所には、長野松竹相生座・長野ロキシー1・2というレトロな映画館がありました。なんと、1892(明治25)年に開場した芝居小屋「千歳座」を前身とし、増改築しながら建物を使い続けており、日本一古い映画館建築だそうです。
権堂駅前の商店街を進みます。
善光寺の参道方面へ。
八十二銀行 大門町支店。1997(平成9)年築ですが、善光寺の表参道玄関口ということで、大正13年以来営業していた旧店舗を再現したそうです。
善光寺の表参道はレトロな建築が並びますが、どこまでが古い建築で、どこまでがレトロ調に再現された建築でしょうか。
こちらはTHE FUJIYA GOHONJIN(旧・御本陣藤屋旅館)。八十二銀行の奥、善光寺大門前に位置しています。1648(慶安元)年に創業し、江戸時代には北国街道善光寺宿の本陣として、加賀藩前田家が参勤交代で常用。明治になってからも伊藤博文や福沢諭吉などが愛用しました。
現在の建物は1924(大正13)年築に建てられた立派な建築で国の登録有形文化財。2006(平成18)年からは旅館業を休止し、レストラン・ウエディング会場となっています。
善光寺仁王門。1918(大正7)年築。仁王像とその背後の三宝荒神・三面大黒天は、高村光雲・米原雲海の作です。
山門(三門)は1750(寛延3)年築の二層入母屋造りの巨大な門で、国指定重要文化財。2007(平成19)年に完了した修復工事によって、大正年間に檜皮葺きにされた屋根が、創建当初のサワラの板を用いた栩葺き(とちぶき)に復元されました。
善光寺世尊院釈迦堂。本堂には日本で唯一の等身大「銅造釈迦涅槃像」(国指定重要文化財)が祀られています。
釈迦堂あることから名付けられた釈迦堂通りには多数の寺院・宿坊が並び、重厚な雰囲気。
国宝である善光寺本堂。別当慶運が浄財を集め、そして大工甲良豊前入道宗賀の設計により1707(宝永4)年に建てられたもの。高さ約27m、間口約24m、奥行約54mの巨大な木造建築で東日本最大の伽藍。
今回は善光寺の北東にある長野県立美術館も訪問し、東山魁夷館を見てきました。
さて、JR長野駅に戻ると、しなの鉄道の115系湘南色が入線。JRマークが付いていないので、背後に383系が映っていなければ、まるで国鉄時代?
383系と、しなの鉄道のSR1系200番台。このSR1系に乗車し、しなの鉄道北しなの線を行きます。
長野駅を出発すると、車窓の右手に長野総合車両センターが見えてきました。
189系あさま色の中間車が並んでいますが、撮影からほどなくして解体されてしまいました。
三才駅で下車し、ちょうど入線してきた飯山線のキハ110系「おいこっと」を撮影。
SR1系と並びます。
「おいこっと」は前後で塗装のパターンが異なっているのが特徴です。今度は乗ってみたいですね。
さて、三才駅はそのユニークな名前からちょっとした観光スポットになっています。
3才(歳)のお子様を持つご家庭は必見!
長野行きのSR1系。
この日のラストは宿泊先の最寄りである黒姫駅。115系を撮影することが出来ました。
北陸新幹線金沢開業前に訪問して以来の黒姫駅。ひっそりとしており、実際に乗客数も年々大きく減少しているようです。