形式ガイド【701系】
     J.R. Commuter Trains Series 701
▼0番台
 秋田地区の客車列車置き換えのために登場した701系最初のグループ。

クハ700−1〜
(クハ700−33 奥羽本線 新庄駅/撮影:裏辺金好)


クモハ701−1〜
(クモハ701−33 奥羽本線 新庄駅/撮影:裏辺金好)

▼1000番台
 盛岡地区の客車列車と仙台地区の715系置き換えのために投入されたグループで、基本的な仕様は100番台に準じるが、仙山線での運用に対応するため、パンタグラフが異なっている。

クハ700−1001〜
(クハ700−1008 東北本線 平泉駅/撮影:裏辺金好)


クモハ701−1001〜
(クモハ701−1005 東北本線 青森駅 ※当時/撮影:裏辺金好)

▼1500番台
 仙台周辺で活躍していた、717系などの置き換えを目的として1000番台をベースに、主変換装置のコンバータ素子をGTOからIGBTに変更し、発電ブレーキを廃止して回生ブレーキを搭載したグループ。発電ブレーキが廃止された為、屋根上の抵抗器が当初より省略されている。

クハ700−1509〜
(クハ700−1518 東北本線 郡山駅/撮影:U-lineのA)
 偶数向き(黒磯方面先頭)制御車。1509以降の2次車はトイレが車いす対応の大型に変更され、車両後部から運転台直後に変更されている。

クモハ701−1501〜
(クモハ701−1509 東北本線 郡山駅/撮影:U-lineのA)
奇数向き(盛岡方面先頭)制御電動車。

▼5000番台
 秋田新幹線の開業に伴う、田沢湖線の標準軌化に対応するために登場したグループで、標準軌用の台車を履く。車内は、ボックスタイプのクロスシートを1両に4か所、千鳥状に配置しているのが特徴。

クハ700−5001〜
(クハ700−5001 田沢湖線 盛岡駅/撮影:裏辺金好)

クモハ701−5001〜
(クモハ701−5001 田沢湖線 盛岡駅/撮影:裏辺金好)