一万三千尺物語
JRから譲渡された413系を大改造して誕生。
(写真:あいの風とやま鉄道線 高岡駅/撮影:ネオン)
●基本データ
デビュー年:2019(平成31)年運転区間:富山〜泊(1号:富山湾鮨コース)、富山〜高岡(折り返し)〜黒部(折り返し)〜富山(2号:懐石料理コース)
●解説
2019(平成31)年4月6日から運転を開始した、あいの風とやま鉄道の観光列車で土休日を中心に運転。JR西日本から譲渡された413系のうち、トップナンバー編成であるAM01編成を改装したもので、外観は標高3000mの立山連峰の稜線と、深海1000mの富山湾とオレンジ色の朝日をイメージした配色としている。なお、一万三千尺とはメートル法で約4,000mであり、立山連峰と富山湾の高低差を表している。内装は天井、テーブルなどに富山県産の「ひみ里山杉」を使用するなど、木のぬくもりを活かしたデザインに。また、1号車に立山連峰を望む一人掛けのカウンター席や多目的トイレが設置されたほか、2号車は地酒やドリンク、土産物を販売する売店と厨房、富山の各市町村の特産品を紹介するディスプレイを備えている。
●車内の様子
1号車(クハ412-1): カウンター席+ボックス席で、化粧室やトイレを備える。
(撮影:ひょん君。以下すべて)
2号車(モハ412-1): 厨房・売店。こちらは売店カウンター。
同じく2号車(モハ412-1): 職人さんがお鮨を握られる姿を見る事が出来る。
同じく2号車(モハ412-1): 富山の伝統工芸品、観光パンフレットなどが展示されている。
3号車(クモハ413-1): ボックス席主体の車内