会津鉄道AT-350形
2021(令和3)年に青色を基調とした塗装に変更された現在の姿。
(写真:会津線 湯野上温泉駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:2009(平成21)年運行区間:会津鉄道線、JR只見線
●駅長ねこ「ばす」の姿が描かれたトロッコ車両
老朽化していたAT−300形トロッコ車両を置き換えるために登場した、新しいトロッコ車両。JR東日本から譲り受けたキハ30系を改造したAT−300形とは異なり、完全な新車である。登場時の塗装は、車体に一般公募によって選ばれた、芦ノ牧温泉名誉駅長の「ばす」の姿があちこちに描かれているのが特徴であった。2021(令和3)年に青色を基調とした新塗装に変更されている。
なお、先代のトロッコ車両であるAT−300形は両運転台車であったが、AT−350形は会津田島・会津高原尾瀬口方のみに運転台を設置していることから単独運転は通常行われず、会津若松方にAT−400形を連結して運転される。
●旧塗装
登場時の塗装。側面には芦ノ牧温泉名誉駅長「ばす」のイラストが描かれていた。
(写真:会津線 上三寄駅/撮影:裏辺金好)
●車内の様子
(撮影:裏辺金好)