会津鉄道AT-500形・AT-550形
AT−600形に塗装が似ているが、運転台下のアクセントカラー、車両腰部のアクセントカラーが逆になっている。
(写真:只見線 会津若松駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:2004(平成16)年運行区間:会津鉄道会津線、JR只見線
●現在の主力車両の1つ
従来のAT-100・150形を置き換えるために新潟トランシスで製造された。従来車に比べて車体長が18.5mと大型化され、AT-501とAT-551が野口英世の顔とその母親シカの手紙の全文が描かれた「ふるさと列車」、AT-502とAT-552が、野口親子の肖像があしらわれた「新1000yen札発行記念」のラッピング車両となっていた。2011(平成23)年に「ふるさと列車」となっていたAT−501とAT−551はAT−600形・650形にイメージをあわせたものに変更された。
なお、AT-550形にはトイレが付いているのがAT-500形との相違点である。
●カラーバリエーション
2023(令和5)年6月6日から、AT-501号が会津鉄道開業当時にAT-100形やAT-200形に塗られていた旧標準塗装にリバイバルされて運行されている。
(写真:会津線 会津田島駅/撮影:裏辺金好)
新1000yen札発行記念ラッピング車。
(写真:会津線 会津田島駅/撮影:裏辺金好)
野口英世の顔とその母親シカの手紙の全文が描かれた「ふるさと列車」。現存しない。
(写真:只見線 七日町駅/撮影:裏辺金好)