北海道ちほく高原鉄道
●解説
1989(平成元)年に、JR北海道池北線を引き継いで開業した第三セクター鉄道(沿線は北海道池田町、本別町、足寄町、陸別町、置戸町、訓子府町、北見市)。JR根室本線池田駅とJR石北線北見駅までの140キロ(愛称:ふるさと銀河線)を擁し、駅舎の積極的な改築、SL運転、松本零士氏デザインによるラッピング車両運行など様々な増収策を講じてきたが、沿線の過疎化もあり乗客数の減少に歯止めがかからず、2006(平成18)年4月20日をもって営業を終了した。なお、陸別町の商工会による有限会社「銀河の森」が廃車となる10両のうち6両を保有し、2008(平成20)年4月より「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」として陸別駅を中心に保存運転がスタート。平成28年度時点では、なんと陸別駅から5.7q先の分線駅まで長距離乗車を堪能できるほか、運転体験も実施。こちらも最長では陸別駅から1.6q先の下勲祢別駅まで2往復の運転体験が可能で、全国一の規模を誇っている。
運転状況などを記載した公式サイトは、http://rikubetsu-railway.jimdo.com/
●車両一覧
▲CR70形 | ▲CR75形 |