北海道ちほく高原鉄道CR75形
CR75−3は、「銀河鉄道999」ラッピング車両。現在は、ふるさと銀河線りくべつ鉄道にて使用されている。
(写真:ふるさと銀河線りくべつ鉄道 陸別駅/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:1989(平成元)年元運行区間:ふるさと銀河線、JR根室本線
●自動販売機付きの車両
4両が投入されたもので、CR70形とほぼ同一だが、池田寄りの扉付近に飲料自動販売機を設置しているため定員がやや少なくなっている。また、CR75−101はイベント対応車両で、車内はロングシート。オーディオモニタ装置も搭載している。利用客の減少に伴い、2000(平成12)年に2両(CR75−4、−5)が廃車となる一方、2001(平成13)年には、松本零士氏デザインによる「銀河鉄道999」ラッピング車両が2両(CR75−2、−3)登場し、いずれも全線で活躍を続けてきたが。2006(平成18)年4月の廃線に伴い引退。
しかしながら最後まで活躍した車両は、現在でも陸別駅を中心とした鉄道保存展示施設「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」で全車両が健在しており、未だに元気な姿が見られる。
●カラーバリエーション
CR75−2は、「銀河鉄道999」ラッピング車両だが、こちらはメーテルの髪の毛が黄色い。現在は、ふるさと銀河線りくべつ鉄道にて使用されている。
(写真:ふるさと銀河線りくべつ鉄道 陸別駅/撮影:リン)
CR75−1は、北海道ちほく高原鉄道の標準塗装。現在は、ふるさと銀河線りくべつ鉄道にて使用されている。
(写真:ふるさと銀河線りくべつ鉄道 陸別駅/撮影:リン)
●現役時代の姿
イベント対応車両であるCR75−101
(写真:ふるさと銀河線 北見駅/撮影:ひょん君)
一部はJR根室本線に乗り入れ、帯広駅まで直通していた。
(写真:根室本線 帯広駅/撮影:ひょん君)
(写真:ふるさと銀河線 池田駅/撮影:きたろう様)