えちごトキめき鉄道ET122形
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(写真:日本海ひすいライン 谷浜〜有馬川/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:2014(平成26)年 ※営業運転開始は翌年最高速度:100km/h
運用区間:日本海ひすいライン、妙高はねうまライン(1000番台のみ)、あいの風とやま鉄道線(0番台のみ。市振〜泊のみ)
●JR西日本キハ122形ベースの気動車
2015(平成27)年3月14日の北陸新幹線金沢開業に伴う、並行在来線の第三セクター鉄道移管に伴い新潟県内の受け皿として誕生した、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの主力車両。全線電化路線であるが、梶屋敷〜糸魚川間でデットセクションがあることから、交直流電車は投入せず、新造気動車を投入したものである。ベースとしたのは、JR西日本の姫新線で活躍するキハ122形であり、耐寒耐雪構造を高めている。全8両が投入され、いずれも転換クロスシート(2列+1列)と一部ロングシート。うち6両は「日本海の美しい波」を表現したデザイン、残る2両は長岡造形大学との産学共同で制作したデザインで、青色を主体とし、海中を泳ぐベニズワイガニやアンコウなど沿岸の魚類をモチーフにした「日本海の海中を流れるようなデザイン」が1両、アイボリーを主体とし、シラネアオイ(妙高市)・ツバキ(上越市)・ササユリ(糸魚川市)という沿線3市の花をモチーフにしたデザインが1両としている。
さらに、2016(平成28)年4月23日からは車体形状を大幅に変更したリゾート列車「えちごトキめきリゾート雪月花」の運転が開始。ET122形1000番台と区分され、片運転台で2両編成を組む。日本最大級のパノラマウインドウが織りなす車窓が特徴である。
●カラーバリエーション
シラネアオイ(妙高市)・ツバキ(上越市)・ササユリ(糸魚川市)という沿線3市の花をモチーフにしたデザイン。
(写真:日本海ひすいライン 名立駅/撮影:リン)
海中を泳ぐベニズワイガニやアンコウなど沿岸の魚類をモチーフにした「日本海の海中を流れるようなデザイン」のラッピング車。
(写真:日本海ひすいライン/撮影:Zenigata)
観光列車として新造されたET122形1000番台「えちごトキめきリゾート雪月花」。詳細は別ページにて。
(写真:妙高はねうまライン 関山〜二本木/撮影:裏辺金好)
ET122形0番台の車内。
(撮影:裏辺金好)
形式名などの表記。
(撮影:リン)
あいの風とやま鉄道の泊駅で、同社の列車と同一ホーム乗り換えを行うのが基本。
(写真:あいの風とやま鉄道線 泊駅/撮影:裏辺金好)