広島電鉄1900形


京都市電時代の姿を濃く残す1900形。
(写真:市役所前〜鷹野橋/撮影:リン)

●基本データ

デビュー年:1957(昭和32)年

●懐かしき京都市電

 古い路面電車の中では最もよく見かける、元京都市電1900形。京都市電全廃直前の1977(昭和52)年より広電に移籍し、当時のままの塗色で走るものが大半だが、車体一面を広告に塗り替えて運行されることもある。ちなみに、京都市電時代に15両が誕生し、全てが広島電鉄で現役。

 全車両に京都にちなんだ愛称がつけられており、一覧は次のとおり。
 1901号「東山」、1902号「桃山」、1903号「舞妓」、1904号「かも川」、1905号「比叡」、1906号「西陣」、1907号「銀閣」、 1908号「あらし山」、1909号「清水」、1910号「金閣」、1911号「祇園」、1912号「大文字」、1913号「嵯峨野」、1914号「平安」、1915号「鞍馬」。

●カラーバリエーション


1903号は絵画電車として運転されていた時期があった。写真は2005年撮影。
(写真:広島港〜元宇品口/撮影:裏辺金好)

↑ PAGE TOP