広島電鉄3900形
3800形と似たようなデザインだが、ラインの巻き方、ライトなどが異なる。
(写真:十日市町電停/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:1990(平成2)年●3800形の発展形
8編成がアルナ工機で製造された、3車体連接車両。基本的には3800形と同じだが、モーター出力の増強、各部のLED化の他、前面帯の塗り分けを変更。また、方向幕と運転台周辺を一体化したワイドガラスの採用により、よりやわらかい雰囲気となった。
●カラーバリエーション
2022年から運転されている、3906号を用いた段ボールデザインのラッピング電車。広島の老舗である段ボール製造メーカー「桐原容器工業所」が段ボールで作った電車をイメージしてデザインし、細かい段ボールの質感まで表現されている。2022年11月には「ひろしま街づくりデザイン賞」を受賞している。
(写真:原爆ドーム前〜本川町/撮影:リン)
2018年に3905号に施された京急電鉄ラッピング列車。
(写真:広電宮島口駅/撮影:リン)
2016年に3906号に施されたTHE OUTLETS HIROSHIMA 広告車両。広島電鉄が開発したニュータウン「西風新都グリーンフォートそらの」にイオンモールが開業させた施設である。
(写真:原爆ドーム前〜本川町/撮影:リン)