広島電鉄5200形
モノトーンの配色に明るい緑色のアクセントが目を引く
(写真:十日市町停留場/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:2019(平成31)年●5車体3台車のGreenmover APEX
広島電鉄が5000形、5100形、1000形に引き続き投入した超低床車両(LRV)で、5100形と同じくU3(近畿車輛、三菱重工エンジニアリング、東洋電機製造)によって製造された。愛称は「Greenmover APEX」で、「APEX」とは「頂点」「極地」などの意味を持ち、「Greenmover」シリーズ最先端の車両を示している。
造形のテーマとは「スピードと広島のアクティブさ」、外観は白や黒、灰色などのモノトーンカラーを基本に、側面のアクセントラインやロゴマーク、案内表示、車体番号などに明るい緑色を使用。車内も同様の配色でまとめており、手すりを中心に明るい緑色が配されているほか、座席のモケットは水の都・広島と新しい時代へとつなぐ時間の流れをドットと曲線で表現している。また、車内表示器は日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国語対応となった。
運転開始は2019(平成31)年3月14日で、まずは2号線(広島駅〜広電西広島間)に投入されている。
●細部など
先頭車側面のロゴマーク
(撮影:リン)
正面から。系統・行先表示器は広島電鉄の車両で初となる白色LEDを採用。
(撮影:リン)