広島電鉄550形


(写真:白島電停/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1955(昭和30)年

●新型車両投入に伴い、ついに全車が引退

 ナニワ工機で5両が製造された広電初の全金属車で、市内線で初めてパンタグラフを搭載した車両。
 老朽化や後継車両の登場によって廃車が進み、2006(平成18)年6月に553号、554号が引退したことで全車が廃車となった。その後、551号は江波車庫、次いで荒手車庫で保管されていたが、2013(平成25)年4月に解体。一方、555号は三菱重工業に譲渡されている。

 ちなみに姉妹系列に500形があるが、こちらも現在は全廃されている。

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