北条鉄道フラワ2000形
最初に登場したフラワ2000−1は、ピンクとグレーをベースにした塗装。
(写真:北条線 法華口駅/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:1999(平成11)年運行区間:北条線
●北条鉄道の現主力車両
富士重工業製のLE−DCを導入したもの。竣工は1999(平成11)年12月であるが、営業開始は2000(平成12)年1月となったことから、形式をフラワ2000形とした。さらに、2001(平成13)年に1両が増備されている。フラワ1985形と同様、三木鉄道の新造車両と仕様をあわせたことから、ミキ300形と同形となった。そのため、三木鉄道廃止により余剰となったミキ300−104を導入した際、これをフラワ2000形に編入している。
なお、車内は北条鉄道では初めてのセミクロスシート。また、車体は18m級と大型になった。
●カラーバリエーション
フラワ2000−2はピンクではなく紫がベース。
(写真:北条線 粟生〜網引/撮影:裏辺金好)
フラワ2000−3は三木鉄道ミキ300−104を編入したもの。現在は他のフラワ2000形と共通イメージのデザインと、アクセントカラーを緑色としている。
(写真:北条線 法華口〜播磨下里/撮影:リン)
フラワ2000−3は2012(平成24)年2月5日まで、三木鉄道時代の塗装で運用された。
(写真:北条線 北条町駅/撮影:2面2000式様 禁転載)