ひたちなか海浜鉄道キハ２００形
旧国鉄標準色に塗られているキハ２０５。
（写真：湊線 那珂湊駅／撮影：裏辺金好）
●基本データ
デビュー年：１９６０（昭和３５）年／ひたちなか海浜鉄道デビュー年：１９９０（平成２）年運行区間：湊線
●こちらは純正の国鉄キハ２０形
元々は国鉄キハ２０形であり、ほかのグループとは異なり私鉄が類似車を製造したものではない。ただし、いずれも第三セクター鉄道で一度活躍した後に、茨城交通（ひたちなか海浜鉄道）が導入したもので、キハ２０１〜２０４は１９８５（昭和６０）年から鹿島臨海鉄道で活躍し、冷房装置が無いことから活躍の場を次第に失い茨城交通（ひたちなか海浜鉄道）に移籍。鹿島臨海鉄道時代に、角型の前照灯を運転台下に２基、設置しているのが特徴である。
現在、唯一活躍するキハ２０５は１９９０（平成２）年から水島臨海鉄道（岡山県）で活躍を開始するも、新車導入に伴い余剰となり、１９９６（平成８）年に茨城交通に移籍となり、不定期ながらも現在唯一活躍する車両。旧国鉄標準色に塗られている。
●カラーバリエーション
キハ２０３は使用されていないが、国鉄色（首都圏色）に塗り戻されている。
（写真：湊線 那珂湊駅／撮影：裏辺金好）
茨城交通時代のキハ２０３。
（写真：湊線 那珂湊駅／撮影：リン）
