一畑電車1000系


先頭車化改造によって2両1編成に。1001編成、1002編成の塗装はデハニ50形をイメージしたオレンジに白帯のカラーのラッピング。
(写真:北松江線 湖遊館新駅/撮影:リン)
     

●基本データ

デビュー年:2014(平成26)年 (※営業運転開始は翌年)
<東急電鉄の車両としては1989(平成元)年>

●東急1000系の改造車両

 老朽化した3000系を置き換えるため、東急電鉄1000系の譲渡を受けたもので、中間車の先頭車化改造により2両1編成としたもの。

 東急1000系は、東横線−地下鉄日比谷線直通車両及び目蒲線(現在の多摩川線)、池上線の老朽車置き換えに登場し、車幅制限や輸送実態から一回り小さい電車が使用されている為に、3扉ロングシートとなった。また、車体や運転性能については乗り入れ協定に基づいており、日比谷線直通用については電動車割合が多くなっている。制御装置はGTO素子使用のVVVFインバータ制御としたが、制御装置を少なくし、コスト削減を図っている。

 一畑電車へは2014(平成26)年に2編成、2015(平成27)年に1編成が譲渡されており、1001編成、1002編成は同社のデハニ50形をイメージしたオレンジ+白帯のラッピング、1003編成は「ご縁電車しまねっこ号U」のラッピングが施されている。

●ご縁電車しまねっこ号U


(写真:北松江線 松江しんじ湖温泉駅/撮影:鐵)

●車内の様子


(撮影:鐵)

●細部


行先表示器
(撮影:鐵)

台車
(撮影:鐵)

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