一畑電車7000系
1両ごとにデザインのテーマを変えている7000系。デハ7002は「宍道湖」をモチーフにしている。
(撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:2016(平成28)年運行区間:北松江線、大社線
●86年ぶりの新型車両
7000系は一畑電車が新製投入した両運転台の車両で、JR西日本グループの後藤工業(鳥取県米子市)が製造を担当。一畑電車にとってデハニ50形以来、86年ぶりの新造車両投入となった。JR四国の7000系をベースとしているが、前照灯のデザインが異なるほか、中央の扉は準備工事、外板がビードレスとなっている点などが異なっている。また、制御方式はIGBT素子VVVFインバータ制御である。
2018年3月までに全4両が投入。白色をベースに車体の上下にオレンジのライン、前面と側面に円弧を描くのが共通デザインであるが、1両ごとに円弧の配色や車内のアクセントカラー、描かれる図柄が異なっており、デハ7001は出雲大社本殿、デハ7002は宍道湖、デハ7003は棚田、デハ7004は三瓶山をイメージしている。
●カラーバリエーション一覧
デハ7004は円弧の色を赤とし、側面には三瓶山を表現。
(写真:北松江線 出雲大社前駅/撮影:鐡)