伊予鉄道100形
(写真:松山市駅付近/撮影:JS3VXWの鉄道管理局様 禁転載)
●基本データ
デビュー年:1931(昭和6)年運行区間:銚子電鉄線
元運行区間:郡中線、横河原線、高浜線
●1両は銚子電鉄で長らく活躍
伊予鉄道100形は2タイプ存在。モハ101〜104までは、1931(昭和6)年5月の高浜線の1067mm改軌及び電化にあわせて日本車両が製造。16m級2扉車で、両運転台構造(のち、片方の運転台を撤去し、貫通扉を設置)。50年以上活躍した後、1987(昭和62)年に予備車として残っていた104号が引退し、全車が引退した。
一方、モハ105、モハ106は1950(昭和25)年に登場した3扉車両。当初はクハ405、406だったが電動車化にあたって改番された。1985(昭和60)年に引退したが、モハ105は銚子電鉄デハ801として現在も活躍中(定期運用は2010年9月で終了)。
●銚子電鉄時代の姿
銚子電鉄で活躍する現在の姿。
(写真:銚子電鉄線 仲ノ町駅/撮影:裏辺金好)
塗装簡略化前の姿。
(写真:銚子電鉄線 外川〜犬吠/撮影:裏辺金好)