伊予鉄道モハ1000形
Iyo Railway Type Moha1000
伊予鉄道時代の姿。
(撮影:
JS3VXWの鉄道管理局様
禁転載)
●基本データ
デビュー年:1959(昭和34)年 /伊予鉄道デビュー年:1968(昭和43)年
元運行区間:市内線
●最後は呉に戻る 元々は呉市交通局の呉市電(広島県呉市)向けにナニワ工機で製造されたものである。
呉市電の廃止に伴い、1968(昭和43)年に3両が伊予鉄道に移籍し、ライトの位置などを小改造(元々、伊予鉄モハ50系62〜64のモデルだった)。
長らく伊予鉄道で活躍を続けてきたが、超低床車両2100形の登場に伴い全車廃車となり、1001号が故郷である呉市に寄贈され、当時の姿に復元。この保存は大変嬉しいことではあるが、保存場所には屋根が無く、このまま雨ざらしになっていく危険性が。貴重な呉市電の生き残りかつ、もう1両保存されていた車両が、1001号の代わりに解体されてしまっただけに、善処を期待したい。
●現在の姿
故郷である呉にて保存された1001号。2012年8月時点では綺麗な状態であり、良好な管理が行われている模様。
(写真:呉ポートピアパーク/撮影:裏辺金好)
車内の様子。基本的には伊予鉄道時代の姿のままである。
(写真:呉ポートピアパーク/撮影:裏辺金好)
伊予鉄道
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