伊予鉄道130形
(写真:松山市駅/撮影:幻海さん 禁転載)
●基本データ
デビュー年:1933(昭和8)年元運行区間:郡中線、横河原線、高浜線
●京王からの譲渡車のパイオニア的存在
伊予鉄道100形は2タイプ存在。写真のモハ131+モハ531+モハ132の編成は、1972(昭和47)年に登場。相模鉄道2000系を改造した車両で、元をたどれば戦前の車両を改造したものである(先頭車は帝都電鉄、中間車は青梅鉄道の車両がベース)。1991(平成3)年に廃車となった。
一方、モハ133+511+134、モハ135+512+136の編成は、帝都電鉄(現・京王電鉄)が1933(昭和8)年の開業時に製造した100形がルーツ。のち、様々な改番と改造を経て、京王高尾線のローカル運用をこなした後に廃車。1974〜75年に伊予鉄道入りし、1987年、1988年に廃車となった。
●バリエーション
モハ133+511+134編成。
(写真:松山市駅付近/撮影:JS3VXWの鉄道管理局様 禁転載)