伊予鉄道モハ50形
オレンジ一色に単色化された新塗装と、クリーム色+オレンジ色の旧塗装の並び。
(写真:市内線 松山駅前電停/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:1951(昭和26)年運行区間:市内線
●様々なバリエーションが存在する古参車両
様々なバリエーションが存在するモハ50形。まず、モハ51〜モハ61は1951(昭和26)年〜1957(昭和32)年にかけて、ナニワ工機(現アルナ車両)で製造された、市内線初の半鋼製ボギー車で、実は微妙に何タイプかに別れる。続いてモハ62〜モハ69は、1960(昭和35)年にナニワ工機で製造。車体をこれまでの重量車体からバス車体を応用したため、軽量化に成功。このうちモハ62〜モハ64は前扉が2枚引き戸となっている。
それから、モハ70〜モハ78は1963(昭和38)年から1965(昭和40)年にかけて帝国車両(現東急車輛)で製造。従来の工法に戻り、1t 重くなる。外観は殆ど62〜69と同じだが、側面の凸凹なく、スッキリ。 なお、超低床車両導入2100形導入に伴い、廃車が始まった。
なお、別ページで紹介するモハ81形、モハ1000形も50形に分類される。
●バリエーション
丸みを帯びたデザインが特徴のモハ54号。今では非常にレトロな車両である。
(写真:市内線 大街道電停/撮影:裏辺金好)
モハ55号の新塗装。
(写真:市内線 松山駅前電停/撮影:リン)
68号。
(写真:市内線 大手町駅前電停/撮影:裏辺金好)
側面がすっきりとしたモハ76号。
(写真:市内線 県庁前〜市役所前/撮影:裏辺金好)
モハ75号の新塗装。
(写真:市内線 松山駅前電停/撮影:リン)
●車内の様子
(撮影:リン)