伊予鉄道モハ5000形


流線形デザインが特徴的なモハ5000形
(写真:市内線 道後公園〜道後温泉/撮影:ネオン)

●基本データ

デビュー年:2017(平成29)年
運行区間:市内線

●伊予鉄道が誇る超低床車両

 5000形は、現アルナ車両が開発した超低床路面電車(LRV)のリトルダンサータイプSを採用したもので、2017(平成29)年9月21日から運転を開始。先に投入されたLRVである2100形と比べ、通路幅を従来より24cm拡幅し1,220mmとなり、定員数は約28%増の60人(座席は20人から26人)となっている。

 外観は流線形デザインで、行先表示には伊予鉄道の鉄道車両としては初となるLED方式を採用。また、登場時から「IYOTETSUチャレンジプロジェクト」として実施しているオレンジ色のカラーリングに塗られている。一方で内装は白と黒のモノトーンで統一されたシックな装いである。

 その他、車内にデジタルサイネージを導入して中づり広告をなくしたほか、「えひめFree Wi-Fi」を導入し、車内でのWi-Fi利用が可能となっている。

●カラーバリエーション


モハ2100形との並び。
(写真:市内線 道後温泉電停/撮影:ネオン)

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