THE ROYAL EXPRESS


青い車体にゴールドのライン。
(写真:伊東線 伊東駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:2017(平成29)年
運行区間:伊豆急行線、東海道本線、伊東線

●水戸岡デザインで誕生した観光列車

 THE ROYAL EXPRESS(ザ・ロイヤルエクスプレス)は、伊豆急行2100系R−5編成「アルファ・リゾート21」を改造して誕生した列車で、2017(平成29)年7月21日から、週末等を中心にJR東海道線、伊東線、伊豆急行線経由で横浜駅と伊豆急下田駅を結ぶ。

 JR九州の列車デザイン等でお馴染み、水戸岡鋭冶氏が内外装のデザインを手がけ、観光列車としては長めの8両編成。定員は100名で、伊豆急下田方の1・2号車が「ゴールドクラス」、横浜方の7・8号車がそれより上級の「プラチナクラス」。さらに、3号車はフリースペースの「マルチカー」、4号車は1両全体が厨房の「キッチンカー」、5・6号車は「プラチナクラス」用の食堂車である。

 運行は伊豆急とJR東日本、車内サービスは伊豆急の親会社である東急が全線で担当するのも特徴。

●形式ガイド


1号車。伊豆急下田方の先頭車で、座席車「ゴールドクラス」。テーマは「親子で旅を楽しむ」で、窓側の座面が浅いファミリーシートや、木玉のつまったプール、絵本図書館もあります。
(写真:伊豆急行線 伊東駅/撮影:裏辺金好 ※以下全て)

2号車。こちらも座席車「ゴールドクラス」。伊東寄りの2人掛け席はすべて海側を向いているのが特徴です。


3号車。展覧会・結婚式・会議等で使える「マルチカー」。


4号車。1両丸ごと厨房にした「キッチンカー」。

5号車。「プラチナクラス」乗車のお客さんが食事する車両。ピアノが設置されており、音楽を堪能することもできます。

6号車。こちらも「プラチナクラス」乗車のお客さんが食事する車両で、天井にステンドグラスを配した明るい空間が特徴。寿司コーナーやピアノもあります。

7号車。座席車「プラチナクラス」で、寄木加工をイメージした床が特徴。

8号車。横浜方先頭車で、座席車「プラチナクラス」。プラチナクラスのお客さんが利用できるライブラリーが設置されています。

●ロゴマークなど


ロゴマークは「水」がテーマで、Rをモチーフにした図形の下に水滴をデザイン。












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