京阪電鉄2600系
(写真:京阪本線 墨染駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1978(昭和53)年運行区間:京阪本線、中之島線、鴨東線、交野線
元運行区間:宇治線
●様々な車体形状が存在する汎用車両
1959(昭和24)年に登場した「スーパーカー」こと2000系を、京阪線の架線電圧の昇圧の際に、車体や台車などを流用して新造する形で再登場させたのが2600系であり、実は京阪の中で非常に古い車両。改造時期によって仕様には細かい差異があり、また編成単位での両数も異なっている。さらに1981(昭和56)年には、完全な新製車として2600系30番台が登場。30番台は床下機器の配置やライトの形状が異なっている。
運用も多彩な編成から見て取れるように京阪本線、鴨東線を始め交野線でも見かけることが出来、普通列車から交野線直通の通勤快急、快速急行(2008年10月改正までは、それぞれK特急「おりひめ」、準急「ひこぼし」の名称)にもこの形式が使用される。なお、宇治線での定期運用は2012(平成24)年7月に終了している。
●旧塗装
(写真:京阪本線 野江駅/撮影:与太郎)
こちらは2600系30番台。
(写真:京阪本線 野江駅/撮影:裏辺金好)