京阪電鉄9000系
新たな京阪電鉄の標準塗装をまとった9000系。
(写真:京阪本線 森小路駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1997(平成9)年運行区間:京阪本線、中之島線、鴨東線
●特急から普通まで対応できるマルチ車両
ラッシュ時の特急は2扉の8000系や3000系で運転されていたが、混雑が酷く早急に輸送力増強と混雑緩和が求められていた。そのために登場したのが9000系である。9000系はラッシュ時の特急に使用するため車内は3扉のセミクロスシートとなり、通勤時に使用される事からつり革も設置された。車体は7200系をベースにしながらも、通勤用との区別のためにパステルブルーのラインが追加されている。その後、昼間の特急が10分間隔で運転されるようになると9000系は昼間の特急にも使用されるようになったが、現在は急行運用がメイン。また、京阪の新塗装化により7200系と同タイプの塗り分けに変更されている。
●旧塗装
京阪の一般塗装にプラスして、パステルブルーのラインを巻いていたのが特徴。
(写真:京阪本線 滝井駅/撮影:デューク)