京王電鉄1000系
前面カラーリングのバリエーションは従来どおり華やか。上写真は1000系初期車のアイボリー塗装。
(写真:井の頭線 高井戸駅/撮影:デューク)
●基本データ
デビュー年:1995(平成7)年運行区間:井の頭線
●井の頭線に登場した2代目「1000系」
京王電鉄井の頭線では初の大型20m級、両開き4扉車両。3000系の後継車両として誕生し、イメージは同車から受け継いでいる。車体はオールステンレス製だが、前面は普通鋼とし、非常用の貫通扉を設置。前面の塗色は1000系初期車の場合、3000系同様、編成別に7色のレインボーカラーを、側面には前面塗色の濃淡2本の帯が施されている。また、2008年に増備された車両は、フルカラーLEDの採用をはじめ機能やデザインをマイナーチェンジ。さらに従来の7色に加えて、新たにオレンジ色が加わり、井の頭線に新風を吹き込んだ。
さらに2012年10月には前面を白色、帯をレインボーカラーとした編成が登場。これは、「ブルーグリーン」,「アイボリーホワイト」,「サーモンピンク」,「ライトグリーン」,「バイオレット」,「オレンジベージュ」,「ライトブルー」の7色を基調としたグラデーションラインを配し、さらに各車両の側面には沿線の名所「ハチ公」「井の頭公園」「神田川」「アジサイ」「サクラ」のイラストのステッカーがラッピングされている。なお、約1年の運用予定である。
なお、1000系としては初代として1957年に登場した井の頭線用の車両が、かつて在籍していた。これは、京王線で活躍した2000系の井の頭線バージョンであり(車体色はライトグリーン)、1984年に全車が引退している。
●1000系バリエーション一覧
1000系.ブルーグリーン塗装。1701F、08F、15F、22Fに施されている。当初は1729Fもこの塗装だった。
(写真1枚目:井の頭線 高井戸駅/撮影:デューク)
(写真2枚目:井の頭線 新代田駅/撮影:裏辺金好)
1000系アイボリーホワイト塗装。1702F、09F、23F、30Fに施されている。
(写真:井の頭線 明大前駅/撮影:裏辺金好)
1000系サーモンピンク塗装。1703F、10F、24F、31Fに施されている。
(写真:井の頭線 永福町駅/撮影:裏辺金好)
1000系ライトグリーン塗装。1704F、11F、25F、32Fに施されている。
(写真1枚目:井の頭線 明大前駅/撮影:裏辺金好)
(写真2枚目:井の頭線 永福町駅/撮影:裏辺金好)
1000系バイオレット塗装。1705F、12F、26F、33Fに施されている。
(写真:井の頭線 東松原駅/撮影:裏辺金好)
1000系ライトブルー塗装。1707F、14F、21F、28Fに施されている。
(写真:井の頭線 東松原駅/撮影:裏辺金好)
1000系オレンジベージュ塗装。1706F、13F、27F、34Fに施されている。
(写真1枚目:井の頭線 永福町駅/撮影:裏辺金好)
(写真2枚目:井の頭線 新代田駅/撮影:裏辺金好)
1000系ベージュ塗装。1706Fと1713Fに施されたが、後にオレンジベージュ色に変更された。
(写真:井の頭線 新代田駅/撮影:裏辺金好)
1000系後期車レインボーカラー。1779編成のみ施されている。
(写真:井の頭線 東松原〜明大前/撮影:与太郎)
●1000系(1779編成)各車両の側面
1枚目から順に車両番号は1779、1129、1079、1029、1729である。
(写真:井の頭線 永福町〜明大前/撮影:与太郎)
(写真:井の頭線 永福町〜明大前/撮影:与太郎)
(写真:井の頭線 永福町〜明大前/撮影:与太郎)
(写真:井の頭線 永福町〜明大前/撮影:与太郎)
(写真:井の頭線 永福町〜明大前/撮影:与太郎)