京王電鉄6000系


片側の窓が小ぶりなのが印象的な6000系。
(写真:桜上水駅/撮影:デューク)

●基本データ

デビュー年:1972(昭和47)年
元運用区間:京王電鉄京王線、高尾線、相模原線、動物園線、都営地下鉄新宿線

●5扉車も登場した通勤電車

 京王電鉄初の大型20m級、両開き4扉車で、これ以後、京王電鉄が投入する通勤電車の標準型となった。1991年までに304両が製造され、大所帯である。このうち20両は、混雑緩和のために1991(平成3)年に投入された5扉車である。

 最終増備された車両は新しいものであったが、8000系、9000系登場に伴い廃車が進められ、2011(平成23)年に全車両が引退。3000系や5000系などと異なり、地方私鉄に譲渡されたものは存在しない。その一方で、事業用に転用された車両もあるほか、京王れーるランドで一般公開されている車両も存在。

●6000系バリエーション一覧


京王6000系旧塗装。
(写真:調布駅/撮影:daikiti)

2009年にリバイバルされた京王6000系旧塗装。落成当初の塗装が復刻され、その後の旧塗装とは前面帯、種別幕周辺の処理が異なる。
(写真:東府中駅/撮影:裏辺金好)

多摩動物公園へのアクセス列車として動物が描かれた6000系ラッピング車。
(写真:高幡不動駅/撮影:裏辺金好)

京王6000系5扉車。
(写真:京王稲田堤駅/撮影:デューク)

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