高松琴平電鉄20形
(写真:琴平線 滝宮〜羽床/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:1925(大正14)年/ことでんデビュー年:1962(昭和37)年運行区間:琴平線・長尾線 ※臨時運転のみ
元・運行区間:志度線
●動態保存される、大阪鉄道の生き残り
大阪鉄道デロ20形(のち近鉄モ5621形)として1925(大正14)年に登場。その後、大阪鉄道の後身である近鉄を経て1961(昭和36)年に琴平電鉄へ4両が譲渡、同時に20形21〜24号とされた。以来、全路線で活躍していたが、1994(平成6)年に志度線が分断されてからは志度線の専属車両となっていた。その後、旧型車の動態保存のため、2007(平成19)年に琴平線・長尾線に転属した。2006(平成18)年9月に長尾線に所属していた600形4両が800形に改造され志度線に転属してきたため、21・22・24号が廃車となった。残る23号は2007(平成19)年8月に長尾線へ戻り、今後もイベント用車両として動態保存される。
●カラーバリエーション
(写真:今橋工場/撮影:リン)