長崎電気軌道200形・211形・300形
最初に登場した200形。
(写真:原爆資料館〜平和公園/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:1950(昭和25)年運行区間:長崎電気軌道線
●車齢は約70年を迎えるも、いまだに主力車両!
ほぼ同一形態で、200形(10両)、211形(6両)、300形(10両)が順次登場し、現在でも長崎電気軌道の主力車両として活躍。200形は製造メーカー別に日立製作所笠戸工場製が201などの奇数、日本車輛製が202号などの偶数になっているのが特徴。211形、300形はいずれも日立製作所笠戸工場で製造されている。
冷房化や方向幕の大型化など、現在に至るまで様々な改修が加えられているほか、2017(平成29)年には310号が水戸岡鋭治氏のデザインによって、車体を港町をイメージしたメタリックブルーとした「みなと号」に改装。長崎名物のひとつである「尾曲りネコ」のイラストが随所に配置されているほか、車内は水戸岡氏らしい、木材を随所に使用したものとなっている。
●バリエーション一覧
1951(昭和26)年に登場した211形。
(写真:西浜町電停付近/撮影:リン)
水戸岡鋭冶氏デザインの310号「みなと」。
(写真:長崎駅前電停付近/撮影:ネオン)