大井川鐵道C11形
今も現役で活躍するC11 190号機
(写真:抜里〜家山/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:1932(昭和7)年/大井川鐵道デビュー年:1976(昭和51)年運行区間:大井川本線
●大人気のSL列車
現在、大井川鐵道で2両が活躍。190号機は2003(平成15)年に復活し、同年7月19日に営業運転を開始した、最も「新しい」蒸気機関車。227号機は日高本線など北海道で活躍し、1976(昭和51)年7月9日から大井川鉄道(現、大井川鐵道)でSL急行「かわね路号」として活躍中。また2007(平成19)年9月8日をもって引退した312号機は、会津若松周辺で活躍し、国鉄で廃車後、三重県松坂市のドライブインで静態保存されていたものが、1988(昭和63)年7月23日に大井川鉄道で営業運転を開始したものであった。現在は、KADODE OOIGAWAで静態保存されている。
●C11 227
(写真:千頭駅/撮影:リン)
2012年7月21日〜8月26日には、大井川鐵道のキャラクター「SLくん」をC11 227号機で再現。水色の蒸気機関車というだけでも驚きだが、巨大な目とまつげと赤いネクタイまで・・・。2013年も運転。
(写真:川根温泉笹間渡〜抜里/撮影:裏辺金好)
最終日は運転終了後に「SLくん」装飾が取り払われた。
(写真:新金谷駅/撮影:裏辺金好)
2014年の夏は、なんと「きかんしゃトーマス」に変身。千頭駅で保存されている9600形(49616号機)も「ヒロ」になった。
(写真:千頭駅/撮影:リン)
トーマス運転に合わせて、旧型客車までオレンジ1色に・・・。
(写真:抜里〜家山/撮影:リン)
2021(令和3)年6月は「みどりのトーマス号」として運転。原作出版70周年を記念して制作された長編アニメ作品『トーマスのはじめて物語』に登場する「みどりのトーマス号」(トーマスが初めてソドー島に来た頃のボディカラー)を再現したもの。
(写真:抜里〜家山/撮影:リン)