大井川鐵道
〇解説
大井川に沿って路線を展開する鉄道。1927(昭和2)年開業の大井川本線と、元は中部電力がダム建設のために敷設した井川線の、全く性格の異なる2路線を持っている。大井川本線は冬期の一部を除いて毎日SL列車が運転されており、首都圏から近いこと、茶畑の広がる沿線風景やSL列車に旧型客車を使用することなどから人気が高い。また、電車も関西・中京のかつての特急用車両を往時の塗装のままに使用している。
井川線はかつて沿線住民にとっての唯一の交通手段であったが、平行道路の整備により現在は主に観光路線として営業している。同線のアプトいちしろ〜長島ダム間には日本の鉄道で最急の勾配となる90‰の区間が存在し、アプト式鉄道となっている。ここでは専用の機関車を連結し登り降りしている。なお、終点の井川駅と手前の閑蔵駅が静岡市葵区に位置する。
■保有車両
▲312系 | ▲420系 |
▲1100形 |
▲3000系(初代) | ▲3000系(2代) | ▲6050系 |
▲7200系 | ▲16000系 | ▲21000系 |
▲C10形 | ▲C11形 | ▲C12形 |
▲C56形 | ▲E10形 | ▲E31形 |
▲ED500形 | ▲大井川本線車両色々 | ▲井川線車両色々 |