西武鉄道(新)2000系


(写真:池袋線 椎名町駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1988(昭和63)年
主な運行区間:新宿線、池袋線、狭山線、豊島線、拝島線、西武秩父線

●多数の新型が出ても、未だ西武の主力車両

 老朽化した401系、701系を置き換えるため、一時中断されていた2000系の増備が再開されたときに投入されたもので、時代の変化に合わせてマイナーチェンジが実施された。特に前面デザインの大幅な変更が実施され、製造当初から排障器(スカート)が装着され、種別・行先表示器の周りが黒く縁取られた。

 また、編成も新しく4両編成が誕生。これにより2、4、6、8両編成の4パターンが用意され、需要に応じた、さらなるきめ細かい運用が可能になった。

 この新2000系が大量に投入されたことにより、池袋線系統でも多数の4扉車が見られるようになった。このデザインを受け継いだ9000系と共に、今も西武鉄道の主力車両として活躍している。

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