東京都交通局12−000形
最も多く活躍する3次車・4次車のデザイン。
(写真:馬込車両検修場/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1986(昭和61)年 ※試作車/1990(平成2)年 ※量産車運行区間:大江戸線
●大江戸線の主力は、小型のハイテク車両
大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線に続き、全国で2番目の鉄輪式リニアモーター駆動方式を採用した大江戸線(当初路線名は都営12号線)用の車両で、車体の小型化が特徴。1986(昭和61)年に試作車が、1990(平成2)年に量産車である1次車、1994(平成6)年に2次車、1997(平成9)年に3次車(練馬〜新宿間の延伸開業用)、1999(平成11)年から2000(平成12)年にかけて4次車(環状部開業用)が登場している。
●バリエーション
1次車〜2次車まではアイボリーに塗装されている。なお、1次車は2016(平成28)年6月に引退した。
(写真:都営大江戸線 練馬駅/撮影:裏辺金好)
試作車両は豊島区の千早フラワー公園で保存されている。
(写真:千早フラワー公園/撮影:裏辺金好)
2両とも保存されている試作車両。
(写真:千早フラワー公園/撮影:裏辺金好)