東京モノレール1000形


10000形導入に合わせた新塗装。
(写真:羽田空港第3ターミナル駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1989(平成元)年
運行区間:東京モノレール羽田線

●退役が進む東京モノレールの主力車両

 従来車両から大幅なデザインチェンジを果たし、初の6両固定編成として誕生した車両。最高速度は80km/hで、全車両が電動車であるのが特徴である。6両編成×16本が、1989(平成元)年から1996(平成8)年にかけて導入された。

 当初はクリーム色に赤帯のシンプルな塗装で、従来車両のイメージを継承していたが、2000(平成12)年から白、青、オレンジの塗装に変更。さらに2003(平成15)年からは、東京モノレール39周年記念塗装として、開業時の車両(100形など)の塗装を第4編成に再現。また、ポケットモンスターラッピング編成なども登場している。

 2013(平成25)年6月12日からは登場時の塗装が第15編成に復活。これは、翌年で東京モノレールが開業50周年を迎えることに伴い、歴代車両を振り返る記念企画「ヒストリートレイン」の一環である。続いて2014(平成26)年には、先代の車両である500形の塗装が施された編成も登場しており、次第に塗装はバラエティに富むようになっている。

 今後は2014(平成26)年7月から、後継車両である10000形によって順次置き換えが進められていく。

●ギャラリー


登場時の塗装。こちらは塗装がいったん消滅する前の撮影。
(写真:昭和島車両基地/撮影:裏辺金好)

2013(平成25)年6月に復活した登場時の塗装。第15編成(1085編成)に施されている。
(写真:流通センター駅/撮影:裏辺金好)

2000形導入に合わせた塗装。
(写真:羽田空港国際線ビル〜天空橋/撮影:裏辺金好)

開業時の塗装を再現したリバイバルカラー。第4編成(1019編成)に施されている。
(写真:天空橋〜整備場/撮影:裏辺金好)

2014年に登場した、500形復刻塗装。第9編成(1049編成)に施されている。
(写真:浜松町〜天王洲アイル/撮影:裏辺金好)

2018(平成30)年2月28日〜3月31まで第1編成(1001編成)にラッピングされた「ご乗車20億人サンキュートレイン」。
(写真:天王洲アイル/撮影:裏辺金好)

ポケットモンスターラッピング編成。
(写真:浜松町〜天王洲アイル/撮影:裏辺金好)

こちらもポケットモンスターラッピング編成。
(写真:浜松町〜天王洲アイル/撮影:裏辺金好)

広告車両として、深い緑色になった1000形。
(写真:浜松町駅/撮影:裏辺金好)

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