富山地方鉄道デ9000形
ポートラム、サントラムと共に富山の路面電車の新時代を印象付ける。デ9001号の車体色は白。
(写真:市内線 荒町電停/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:2009(平成21)年主な運転区間:富山市内軌道線(主に環状線)
●富山市が誕生させた、新たなる路面電車「セントラム」
2009(平成21)年に富山市が上下分離方式で開業させた、富山都心線(環状線)用の車両として新潟トランシスが製造した超低床車両(LRV)。既に登場している万葉線MLRV1000形、富山ライトレールTLR0600形などと同タイプである。3両が誕生し、車体色は黒、銀、白のモノトーンとされ、白い車体にアクセントカラーでバリエーションを作る富山ライトレールとは異なるデザインとされた。愛称は「CENTRAM(セントラム)」。
●カラーバリエーション
デ9002の車体色は銀。
(写真:市内線 富山駅付近/撮影:ネオン)
デ9003の車体色は黒。
(写真:市内線 荒町電停/撮影:裏辺金好)
こちらはデビュー当時のデ9001。
(写真:環状線 国際会議場前電停/撮影:CH様 禁転載)
こちらはデビュー当時のデ9002。
(撮影:ネオン)
デビューを誇らしげにPRするデ9003。
(写真:環状線 国際会議場前電停/撮影:CH様 禁転載)
デビューして間もなく、早速様々なラッピングを実施。こちらは富山市内の観光名所を描いたもので、「富山芸術環状線―ART GO ROUND―」という企画の一環として、建築家で東京大学教授の隈研吾氏がデザインしたものです。
(写真:市内線 富山駅前電停付近/撮影:CH様 禁転載)
富山市の自転車市民共同利用システム、愛称・アヴィレと呼ばれるシステムをPRする白セントラム。登録すると、パスカ(ポートラムや地鉄市内電車で使えるICカード)やメンバーカードなどで、市内十数カ所のステーションに停留してある自転車が借りられます。
(撮影:CH様 禁転載)
●車内の様子
(撮影:CH様 禁転載)