富山地方鉄道


〇解説

 1930(昭和5)年、富山電気鉄道として設立。1943年に富山県営鉄道、加越鉄道、富山市営軌道など富山県内の鉄道会社を国策によって統合して富山地方鉄道となり、現在でも富山県の県庁所在地である富山市を中心に県東部に鉄道・路面電車・バス路線を持ち、富山市近郊での通勤・通学輸送の他、観光名所である立山黒部アルペンルートへのアクセスとしても非常に重要な役割を果たす。
 また、2009(平成21)年12月23日からは富山市との上下分離方式によって、富山市中心部で940mの新設軌道を用いた環状線運転を開始。1972(昭和47)年に廃止されて以来の復活であり、富山ライトレールと共に全国有数の公共交通先進都市として、その旗印を務めることになる。
 2020(令和2)年2月22日には、富山ライトレールを吸収合併。77年ぶりに富山港線が富山地方鉄道の路線となった(※当時は富岩線)。そして、同年3月21日からは富山駅にて富山軌道線と富山港線の南北接続が開業することにより、直通運転を開始。運行形態が大きく変わることになった。

■保有車両(路面電車)




▲T100形 ▲TLR600形 ▲3530形
▲7000形 ▲8000形 ▲9000形

■保有車両(鉄道線)


▲10020形 ▲10030形 ▲14720形
▲14760形 ▲16010形 ▲16010形「アルプスエキスプレス」
   
▲17480形    

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