キハ181系特急 あさしお J.N.R./J.R. Limited Express Trains Series Kiha181 "Asashio"
 1972年に京都から山陰本線経由で城崎、米子などへ向かう特急列車として登場した特急「あさしお」。当初はキハ80系が用いられていたが、1982(昭和57)年よりキハ181系が投入されて置き換えられた。
 JR発足後もグリーン車組み込みの5両編成が基本という堂々たる姿で、6往復が設定。しかし、1996年に山陰本線園部駅〜綾部駅間が電化したことに伴い、電車特急化に併せて北近畿地区の特急網が再編。「あさしお」の名称は引き継がれること無く消滅し、キハ181系も撤退している。
 なお、上写真はキハ180の先頭車化改造車で、通常のキハ181−0番台とは側面の窓配置、乗降用扉の後ろの洗面所スペースなどが異なっている。
(上写真:山陰本線 福知山駅/撮影:もこてん)

5両編成を基本とし、多客期はどんどん増結された。写真はJR時代。
(写真:山陰本線 米子駅/撮影:デューク)