わたらせ渓谷鐵道 わたらせ渓谷線(桐生〜間藤)
今や2種類のトロッコ列車が運転。こちらは「トロッコわっしー号」。沢入駅にて。
(撮影日:2013年5月5日/撮影:裏辺金好)
▼データ
路線距離:44.1km電化:なし
軌間:1067mm
複線区間:なし
備考:元々は足尾鉄道が足尾銅山鉱石輸送のために開通させた路線で、1911(明治44)年4月15日に桐生〜大間々町(※現・大間々)が開業。なお、桐生〜下新田連絡所間は、官設鉄道(※現JR)両毛線を借用している。さらに、1912(大正元)年12月31日に足尾駅まで延伸。1913(大正2)年10月13日には国が借り入れ、足尾線となった。さらに1914(大正3)年11月1日に間藤まで延伸し全通している。1918(大正7)年6月1日に国有化され、国鉄、さらにJR東日本の路線となったが、1989(平成元)年3月29日に第三セクター鉄道「わたらせ渓谷鐵道」へ移管され、同社のわたらせ渓谷線となった。
かつては足尾銅山への貨物輸送でにぎわった路線も、1973(昭和48)年の銅山閉山により細々とした旅客輸送となっているが、1998(平成10)年から運転しているトロッコ列車「トロッコわたらせ渓谷号」が大人気となり、2012(平成14)年には新造車両で「トロッコわっしー号」を追加投入している。
▼鉄道風景
起点駅である桐生駅。JR両毛線と接続する。
(撮影日:2015年6月13日/撮影:ネオン)
JR桐生駅の1番線を使用する、わたらせ渓谷線。左はWKT-500形。右はJR両毛線の211系。
(撮影日:2018年1月3日/撮影:ネオン)
こちらは開業時に投入された、わ89-200形。
(撮影日:2007年8月12日/撮影:裏辺金好)
両毛線との供用区間を行く、わ89-203。下新田−桐生間にて。
(撮影日:2005年6月2日/撮影:ひょん君)
JR東日本の「びゅうコースター風っこ」を使用した団体臨時列車「風っこわたらせ号」。桐生〜足尾間は、わたらせ渓谷鐵道のDE10 1537による牽引だった。下新田〜相老にて。
(撮影日:2010年8月28日/撮影:Mt.赤城様)
東武鉄道桐生線との接続駅である相生駅に停車中のわ89-201(左)、わ89-315(右)。
(撮影日:2005年6月2日/撮影:ひょん君)
こちらも相生駅にて。東武8000系との並び。
(撮影日:2014年11月1日/撮影:ネオン)
相生〜運動公園を行く、「トロッコわっしー号」。
(撮影日:2014年11月1日/撮影:ネオン)
わたらせ渓谷鐵道の中心駅である大間々駅。
(撮影日:2013年5月5日/撮影:裏辺金好)
大間々駅の車両検修庫に停車中の、わ89-100形。
(撮影日:2007年8月12日/撮影:裏辺金好)
大間々駅で保存されている、わ89-101。塗装は開業時のものに復元。
(撮影日:2013年5月5日/撮影:裏辺金好)
2001年から2009年まで活躍した「サロン・ド・わたらせ」。JR東日本高崎支社のお座敷列車「やすらぎ」を改造したもの。
(撮影日:2007年8月12日/撮影:裏辺金好)
神戸駅。
(撮影日:2013年5月5日/撮影:裏辺金好)
神戸駅には、東武1720系「デラックス・ロマンス・カー」の車両を活用したレストラン「清流」が営業している。
(撮影日:2013年5月5日/撮影:裏辺金好)
導入当初は独自の塗装だった。
(撮影日:2007年8月12日/撮影:裏辺金好)
神戸駅ホームの様子。
(撮影日:2013年5月5日/撮影:裏辺金好)
沢入駅。駅舎内に簡易郵便局があるログハウス風の駅。
(撮影日:2013年5月5日/撮影:裏辺金好)
沢入駅に停車中の「トロッコわっしー号」。
(撮影日:2013年5月5日/撮影:裏辺金好)
通洞駅。旧足尾町の中心駅で、足尾銅山観光等の最寄り駅。
(撮影日:2007年8月12日/撮影:裏辺金好)
足尾駅。
(撮影日:2007年8月12日/撮影:裏辺金好)
足尾駅に入線中の「トロッコわたらせ渓谷号」。
(撮影日:2013年5月5日/撮影:裏辺金好)
足尾駅は2面2線のホームを有する。
(撮影日:2013年5月5日/撮影:裏辺金好)
足尾駅で保存されているキハ35 70。首都圏色に塗られている。
(撮影日:2013年5月5日/撮影:裏辺金好)
足尾駅で保存されているキハ30 35。こちらは国鉄色ツートンカラーに塗られている。
(撮影日:2013年5月5日/撮影:裏辺金好)
終点である間藤駅。
(撮影日:2007年8月12日/撮影:裏辺金好)
間藤駅ホームは1面1線。
(撮影日:2007年8月12日/撮影:裏辺金好)
同じく間藤駅にて。わ89-201。
(撮影日:2005年6月2日/撮影:ひょん君)