354.JR貨物岡山機関区EF65の現況
 JR貨物岡山機関区に所属しているEF65形は、山陽・東海道本線の幡生〜梅小路間と、四国を発着する貨物列車を担当しています。現在およそ20両が在籍していますが、老朽化や運用そのものの減少で他機関区との転入出や廃車が発生しています。そんな中、高崎機関区の注目機が転属してくるなど、EF65形がにわかに注目される動きとなっています。
 そんな同機関区の注目機を、専用貨物列車8866レの同じ場所(山陽本線:西条〜西高屋)での写真でご紹介したいと思います。
(解説&撮影:リン)


4月24日に転属回送、同30日から運用に就いた57号機。
茶色(ぶどう色2号)塗装の異端車です。

原色機の中では最若番にして唯一の2桁台の87号機。デフロスタを装備しているのも特徴です。

一般型の中で唯一の下枠交差型パンタグラフを持つ100号機。なお、一般型で原色を持つ車両は、他に103号機と116号機が在籍しています。

今年2月から新天地での活躍を開始した元高崎機関区所属の1038号機。PF形初期車の特徴をよく残しています。

PF形国鉄色は1038号機の他に、JR西日本から譲渡された1123・1129・1136の3両が在籍。中でも1123号機は前面窓のHゴムが全て白となっています。



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