431.キハ58系急行「弓張」「出島」運転
 有難いことに細々と臨時列車で活躍を続けるJR九州のキハ58系一般車を用いて、11月29日に急行「弓張」(博多〜佐世保)、急行「九十九島」(佐世保〜長崎)、そして11月30日に急行「出島」(長崎〜博多)が運転されました。これは長崎本線開業110周年を記念した行事の一環で、キハ58系は国鉄急行色、もしくはJR初期の急行色ではありませんでしたが、往時のヘッドマークを掲出して懐かしの姿が再現されました。
 そのうち急行「弓張」を吉塚駅にて、急行「出島」を竹下駅にて撮影したものを、御紹介します。
(撮影・下解説:AC20Kv-DC1500V様 禁転載)

回送列車で吉塚駅に入線してきた「弓張」。
「弓張」のヘッドマーク
反対側の上りホームから撮影
これで国鉄色なら・・・とも思いますが・・・。
この九州色での「急行」というのも新鮮な気がしました。
長崎から博多に向けてスパートをかけるリバイバル急行「出島」。
この列車を待っている30分の間に「リレーつばめ」「有明」「かもめ」「ゆふいんの森」といろいろ通過していきましたが、キハ28・58の音は重さが違いました。
 おまけ:11月28日から折尾駅舎とその周辺がイルミネーションでライトアップされています。今のこの駅舎は来年度には取り壊される予定で、もしかしたらこのライトアップも見納めになるかもしれません。
 ちなみにこの駅舎で開業したのが大正5年。92年目の駅舎で、確かに今のままでは不便な駅といわれても仕方ないですが、個人的には「今の駅舎と新駅舎を共存できないのかな」と思います。



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